祇園祭 ”動く美術館 “と称される絢爛豪華な山鉾

毎年7月1日~31日までの1か月にわたって行われる祇園祭。

18時過ぎに訪れてみると、すでに提灯に灯が入り、山鉾からは鉦(かね)の音や太鼓と笛で奏でられる「お囃子(おはやし)」が響き渡っていました。

このお祭は、およそ1100年前に多くの人が亡くなった疫病の原因が牛頭天皇(ごずてんのう)のたたりであるとして、御霊を鎮め、悪疫を封じ込める御霊会がはじまりと伝わっています。

道いっぱいに陣取る豪華な山鉾。

山鉾にはすべて名前が付いていて、この山鉾は「北観音山(きたかんのんやま)」と言います。楊柳観音像(ようりゅうかんのん)と韋駄天像が祀られています。豪華な装飾品が多く、訪れた人たちも歩みを止めて見入ります。

7/14~17の前祭(さきまつり)では、多くの屋台も出店し、大変な賑わいとなります。

今年から、すべての飲食屋台で食品ロス削減をテーマにした「もったいない屋台」なるものが登場。リユース食器を使った料理の提供や分別ごみを回収するエコステーションが各所に設置されています。

” 動く美術館 ” とも称されているだけに、細部にいたるまで見事な装飾です。

辺りも暗くなり始め、紅白の提灯が街を彩ります。

時間の関係もあり、ゆっくり観て回ることができなかったのですが、次回は装飾の異なるいろいろな山鉾や前祭の山鉾巡行、屋台なども楽しんでみたいですね。

山鉾を見た後は、路地裏にあるお店で軽く食事をして帰るのもおすすめです。雰囲気のある小路に連なる飲食店には、家族連れ、カップル、仕事帰りのサラリーマンで賑わっていました。

【撮影日】 2018年7月23日(月)
【訪問地】 祇園祭 (京都 地下鉄四条駅)
【所在地】 京都府下京区二帖半敷町
【拝観料】 無料
【駐車場】 近隣民間駐車場あり
【アクセス】地下鉄四条駅より徒歩10分

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