【あまり知られていない絶景スポット】海に浮かぶ伊根町の舟屋群。

日本のヴェネツィアとも称される京都府与謝郡伊根町の港町。

伊根の舟屋群は、重要伝統的建造物群保護地区にもなっていて、フランスの「 ミシュラン グリーンガイド 日本 ※」でも2つ星を獲得している風情ある観光名所。

まだそれほど知られていない隠れ名所で、

一度は訪れたい「京都の絶景スポット」としてイチオシの場所で、舟屋の里公園から舟屋群を見下ろす景観は、まさに絶景です♪

※ミシュラン・グリーンガイドは、豊かな自然や多彩な文化遺産など、旅行者にオススメの場所を独自調査で紹介している旅行ガイド。

湾を取り囲むように立ち並ぶ舟屋群、全国的にも珍しい独特の風景が魅力となっていて海外からも多くの観光客が訪れています。

京都 伊根町 舟屋

舟屋は、1階が船の収納庫と出漁準備の作業場となっています。
2階は物置として使われていましたが、最近は住居として利用されています。母屋は、道を挟んだ向かいにあり、2棟が対になっていたそうです。

朝の早い漁師さんにとっても舟屋はたいへん効率のよいものですね。

舟屋は、宿泊施設として運営されている舟宿もあります。
作業場スペースに置いてある椅子に腰かけて、海を眺めながら読書をするもよし、夏は冷たいビール片手に釣りをしながら「ボー」とのんびり過ごすのも良さそうですね♪

伊根湾は水深が深いこともあり魚の種類も豊富。近県から沢山の人が訪れる釣りスポット。

海を眺めていると久しぶりに釣り竿を持って海に糸を垂らしてみたくなります。小学5,6年の頃は、週末になると近くの船溜まりでエサとなるゴカイ(ミミズのような姿)を取っては海釣りを楽しんでいました。

一番の大物はハゼをエサにして釣った54cmの「マゴチ」。釣りあげたときは嬉しくて嬉しくていつまでも飛び跳ねていたのを覚えています。

カメラ・三脚を持っていると、どうしても動きが取れなくなり、他のアトラクションが二の次になってしまいますよね。次回は舟宿に宿泊して釣りも楽しんでみようと思っています。

またレポートしますね。

京都 伊根町 舟屋

舟屋1階にある舟置き場。
エメラルドグリーン色に輝く海が収納庫にも反射してきれいでした。

日本海に面した伊根湾。写真右上に浮かぶ島は「青島」と呼ばれ、東西480m、南北340mの大きさとなっています。

伊根湾を守る青島は「祭」の時を除いて立ち入ることのできない場所。落ちている木、枝1本とも持ち出してはいけない聖地となっています。

晴れた日は素晴らしい観光日和となりますが、

天気予報は、

「伊根町の天気は漁師に聞け!」

と言われているほど当たらないのです。

予報で「晴れ」となっていても「曇り」や「雨」になることもありますので、ご注意を!(苦笑)

写真左に見える白い舟は、舟屋群を25分かけて周遊してくれる「伊根湾めぐり観光船」。カモメのエサやりも子どもたちに人気だそうです。お時間のある方はぜひお楽しみください!

■遊覧船情報
営業時間:午前9時~午後4時(約25分周遊)
毎時0分、30分毎に運航。(繁忙期、多客時には15分毎に運航)
運  賃:大人800円、子ども400円

「↑京都府ホームページより」

伊根湾では昔、捕鯨が行われていて、湾内に迷いこんだクジラを見つけると漁師が湾の入口をふさぎ、町民総出でクジラを入り江に追い込んでいました。

伊根町に残る古文書によると1656年から1913年までの257年間に計355頭のクジラを捕獲したと記録されています。

クジラの解体作業は「青島(上写真のポッカリと浮かんでいる島)」で行われおり、青島にある蛭子神社の参道脇には今でもクジラのお墓が残っています。

1600年代は重量のある物を引き上げるウィンチなど無かった時代ですから、わざわざ青島で解体作業をしていたのは何か「ワケ」がありそうですね。

島にクジラを引き上げるには多くの人出が必要ですから、漁師や町民のいる港で解体をした方が効率が良いはずです。傷ついたクジラの血で海が染まる光景があまりにも残酷で町民はじめ子どもたちから遠ざける意味があったのかもしれませんね。

次回訪問した時にでも確認してみようと思います。

京都 伊根町 舟屋

地球の自転や気流の関係で日本海側は荒波になることで有名ですが、舟屋の目の前が海というのは、魅力ある反面コワさも感じてしまいますよね。

伊根湾は日本海側にある港としては珍しく南向きで、北側は小高い丘(山)に守られています。加えて舟が出入する南側には防波堤替わりとなる青島(ポッカリ浮かんでいる島)があり、湾内は想像以上に静かなのです。

舟屋でカフェを運営するスタッフさんが、

「いままで大型の台風が来ても、特に影響はなかった」

とも教えてくれました。

観光名所となっている舟屋群ですが、いまも実際に人が住む生活の場。
自宅の庭に知らない人がドカドカと入ってきていたら気分悪いですよね。

舟屋、敷地は個人所有のものですので、許可なく無断侵入するのはNG。
注意をしましょう。

それと観光地とは言え生活の場でもあるので、観光用のトイレ施設は少なめ。トイレが近い人はトイレの場所をチェックしておいた方が良さそうです。

舟屋をカフェとして運営している施設では「散策用トイレ」として利用が可能です。覚えておくといいかもしれません。観光案内所や観光船オフィスなども頭に入れておきましょう。

せっかくなので「舟屋 雅」にてチーズケーキとコーヒーをいただきました。
海側の特等席でのんびり♪

京都 伊根町 舟屋

湖のように穏やかに見える伊根湾。

時間、風、光の加減で変わる景色に時が経つのを忘れてしまいます。

伊根漁業の年間総水揚げは、2007年3000万トンを超えていたものの、2017年には約1900トンと減少しています。伊根町は、漁業や観光が主な収入源ですが、漁業に携わる人も減っていると聞きました。

漁業に興味のある方は、一度伊根町に問合せをしてみてくださいね。

伊根町では、農業や漁業を始めたいと考えている方に対して、給付金が支給されています。給付金には準備型と経営開始型の2種類があり、準備型は研修期間中の2年間に150万円/年を受給、経営開始型は、夫婦なら年225万円、単身は年に150万円が支給されるようです。

給付金を除いて所得が250万を超えないかぎり5年間給付されるとのことです。

詳細を知りたい方は、下記までお問合わせください。

【窓口】京都府水産事務所「海の民学舎」
【住所】京都府宮津市小田宿野1029-3
【電話】0772-25-0129

もし時間があれば、北に位置する「経ヶ岬灯台」方面に車を走らせてみるのもオススメ。午前の早い時間帯は海が桃色に染まりますよ♪

伊根町の舟屋へのアクセス

【訪問地】伊根の舟屋 京都府与謝郡伊根町字亀島
【拝観料】
【拝観時間】
【駐車場】 民間の有料駐車場あり
【アクセス】ナビに「道の駅 舟屋の里伊根」と入力。または伊根町観光協会の電話番号「0772-32-0277」と入力