今回紹介するのは、評判のハイグレードモデル「Vixen(ビクセン)アルテスモノキュラー HR6×21」です。
単眼鏡をお探しの方は、以前に投稿した「ニコン 5倍」と「ビクセン 4倍」単眼鏡の比較レビュー記事も併せてご覧ください!
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もくじ
EDレンズを採用した国産のハイグレード単眼鏡
「ビクセン アルテス モノキュラー HR6×21」
アルテス モノキュラーは、EDレンズを搭載したハイグレードモデルで、のぞいたときの明るさやクッキリ見えるシャープ感が素晴らしく、美術関係者はじめバードウォッチング、自然観察の好きな方たちにも高く評価されています。
※EDレンズ・・・色にじみを良好に補正し、自然な色の表現を可能にしたレンズ
レンズの表面には汚れが付着しにくいコーティングがされており、もし汚れが付着しても拭き取りやすいので安心です。
今回のアルテスの本体重量は ” 147g ” ありますので、軽量タイプと比べると若干重たさを感じてしまいますが、EDレンズを搭載し、6倍単眼鏡では明るさ最高クラスの12.3になっていますので、品質の良い単眼鏡をお探しの方には最適かと思います。
価格は、メーカー小売希望価格 33,000円(税込)。楽天やAmazon、Yahooショッピングでは、24,000円前後で販売されています。
私は小型軽量が条件なので単眼鏡一択ですが、2万円を超えると双眼鏡の上位機種が購入できる価格帯になりますので、単眼鏡・双眼鏡どちらにするか決め兼ねている場合は、一度カメラ量販店で大きさや重さ、覗きやすさをチェックしてみてください。
頻繁に持ち歩きするのであれば、圧倒的に単眼鏡がおすすめですが、お好きなものを選んでくださいね。
ビクセン「 アルテス モノキュラー HR6×21」の価格
・楽 天 23,800円(送料込)
・Amazon 23,400円~(送料込)
・Y!ショッピング 23,700円~(送料込)
2023年4月現在
高級感のあるスタイリッシュな単眼鏡
単眼鏡の上位モデル「アルテスモノキュラー HR6×21」。
屋根(=ダハ)型プリズム仕様なので鏡胴を直線状にしたスタイリッシュなスタイルになっています。ボディ本体はラバー加工が施され、ピントリングは金属系の素材が使われた高級感のある単眼鏡に仕上がっています。
「Vixen(ビクセン)」のロゴも印刷ではなく凹凸ある立体的なロゴ。
金属製のピントリング(上写真右側)は、ほどよい固さで指の引っかかりもいい感じです。
6倍のアルテスはレンズが大きくて明るい!
ビクセンの高級機アルテスシリーズは、ワンランク上の単眼鏡・双眼鏡をお探しの方にピッタリですね。
何倍の単眼鏡・双眼鏡を購入するかは人それぞれですが、大きくみたいからと倍率の高い10倍を購入してしまうと、あとで後悔する方も多いのでご注意ください。
日常使いとしておすすめの倍率は4倍~6倍です。(個人的には4倍)
たとえばですが、
2m先の ” 蝶(ちょう) ” を追いかけると想定します。
多くの人が目で追いかけることができるはずです。
次に目の前 30cm先の ” 蝶 ” はいかがでしょうか。
おそらく目で追いかけるのが難しくなってくると思います。
単眼鏡・双眼鏡の倍率も上記と同じようなイメージです。
倍率を大きくすれば遠方の被写体を大きく見ることができますが、単眼鏡・双眼鏡をのぞくと 30cm先の蝶を追いかけるような状態となり、慣れないと見たいものを探すことすら困難になります。
特に子どもと一緒に楽しむのであれば、倍率は最大でも6倍の単眼鏡あるいは双眼鏡にしておくのが無難です。
8倍、10倍の単眼鏡、双眼鏡で空に飛ぶ鳥を追いかけるのは、大人でも難しいですし、止まっているものでもなかなか見つけられないときがあります。
6倍の「ビクセン アルテス」であれば対象物も見つけやすく、レンズに特殊なコーティングが施されているので汚れもつきにくく、明るくクッキリとした視界に満足できるはずです。
明るいレンズは、夕方やうす暗い館内などでも見やすいので、美術鑑賞、ハイキング、スポーツ観戦などいろいろな分野で活躍してくれます。
双眼鏡に使い慣れている人には、ビクセンのアルテスシリーズの最上位機種「アルテス HR8.5×45WP」もレビュー評価の高い製品です。
価格が12万円超っていうのもスゴイですが、ぜひ量販店などで覗いてみてくださいね。
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ビクセン アルテスのハードケースとキャップ
製品には本体がすっぽり入る立派な革製の専用ケースが付属します。
大きく嵩張るので、持ち運びには「?」ですが、ガッチリ頑丈なケースなので保管には適しています。
ケースの開閉部分はマグネット式なので、開け閉めはラクチン。
小さなセカンドバック等で出かけるときは、ハードケースだと嵩張るので、別途100均で保護袋を購入した方が良さそうです。
保護袋は、単眼鏡の大きさもそれほど気にならない布製が適してます。
カメラのレンズキャップは、プラスチック製なので落としたときに ” 音 ” が出るので気づきやすいですが、単眼鏡・双眼鏡のレンズキャップはゴム製で軽いので落としても気づかないことがほとんどです。
レンズキャップ装着時は、ボディにピッタリなので取れてしまうことはなさそうですが、単眼鏡使用時は、キャップを紛失しないよう、すぐにポケットやケースの中に入れて保管しておく習慣を身につけましょう。
Vixen アルテス 仕様
※所有している単眼鏡「ニコン HG5×15D」「ビクセン H4×12」のデータも一部記載しています。
アルテスモノキュラー HR6×21 仕様 | |
---|---|
倍率 | 6倍 ニコン HG5×15D 5倍 ビクセン H4×12 4倍 |
対物レンズ有効径 | 21mm |
コーティング | フラットマルチコート、フェイズコート、超高反射コート |
実視界 | 8.7度 ニコン HG5×15D 9度 ビクセン H4×12 11.5度 |
見掛け視界 | 49.1度 |
1000m先視界 | 152m ニコン HG5×15D 157m ビクセン H4×12 201m |
ひとみ径 | 3.5mm |
明るさ | 12.3 ニコン HG5×15D 9 ビクセン H4×12 9 |
アイレリーフ | 17.5mm |
至近距離 | 約60cm ニコン HG5×15D 60cm ビクセン H4×12 20cm |
サイズ | 3.5×3.5×10.2cm(高×幅×厚) |
重さ | 147g ニコン HG5×15D 75g ビクセン H4×12 49g |
三脚 | 不可 |
対物レンズ有効径・・・双眼鏡・単眼鏡をのぞく側とは反対側のレンズの直径のこと。対物レンズ有効径が大きいほど光が多く入り、見やすくなります
実視界・・・のぞいたときにどのくらいの範囲が見えるかを角度で表したもの
1000m先視界・・・のぞいたとき1km先の視野の範囲を表したもの
アイレリーフ・・・目の位置から接眼レンズまでの距離で、アイレリーフが長いほど見えやすく、メガネをかけていても視野全体を見ることができます
至近距離・・・のぞいたときにピントを合わせることができる最も近い距離
さいごに
通常は、ビクセンのマルチモノキュラーシリーズの4倍の単眼鏡を使用しているのですが、初めて6倍の「ビクセン アルテス」をのぞいた時のクッキリ感、像の鮮明さは素晴らしく驚かされました。
これ1本あれば、スポーツ観戦、美術鑑賞、自然観察など楽しみになること間違いありません。
ネット通販では、楽天もAmazonもYショッピングも同じくらいの価格で出品されています。長く使える製品ですので、この機会にぜひ品質の良い単眼鏡をGETしてお楽しみください♪
ビクセン「 アルテス モノキュラー HR6×21」の価格
・楽 天 23,800円(送料込)
・Amazon 23,400円~(送料込)
・Y!ショッピング 23,700円~(送料込)
2023年4月現在
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