LEDハンディライト ThruNite (スルーナイト) T1 と T1S の違いを比較してみました。暗闇で照らすとどのように見えるか。どちらを買えばいい?照射距離,明るさ,充電時間,防水規格など。

スルーナイト T1とT1Sどちらが買いか?

朝夕の撮影時の移動やキャンプで大活躍の小型LEDライト。

今回は、人気の小型軽量LEDハンディライト「 ThruNite (スルーナイト) T1 」と「 ThruNite T1S 」を比較してみることにしました。

どちらも長さ約6.95cmのコンパクトデザインでカバンやポケットに入れても邪魔にならないので、夜道の一人歩き、アウトドア、釣り、山登りなど日常生活や防災用にも一台あると良さそうです。

同じように見える製品ですが、実際に暗闇で照らしてみると違いがありますので、ぜひ購入前に参考にしてくださいね。

ThruNite「 T1 」と「 T1S 」の違いを比較

ThruNite「 T1 」と「 T1S 」の比較ThruNite「 T1 」と「 T1S 」の比較
ThruNite
T1
ThruNite
T1S
明るさ1500ルーメン1212ルーメン
最大照射距離102m184m
防水規格IPX-8(2M)IPX-8(2M)
商品寸法
(長さ×幅×高さ)
6.95 x 2.65 x 2.2 cm6.95 x 2.65 x 2.2 cm
耐衝撃性1.5M1.5M
使用電池1100mAh 18350
充電式電池
1100mAh 18350
充電式電池
充電時間記載なし
※充電中はMoonモード、Lowモード使用可
記載なし
重さ
(バッテリー除く)
45g41.5g
LEDチップCREE XHP50 LEDLuminus SST-40*1

【明るさ】「T1」が1500ルーメン、新型「T1S」が1212ルーメン
※明るさの値は「T1」が上ですが、遠方を照らしたいなら「T1S」!
【最大照射距離】最大照射距離は「T1=102m」、「T1S=184m」。遠くを照らしたいのであれば「T1S」
【重量】45gと41.5gでほぼ同じ重さ。10円硬貨10枚が約45gです
【サイズ】長さ約7cm。カバンに入れておいても気にならない大きさ
【防水】どちらも水中2mまでOK
【耐衝撃】どちらも1.5mの高さから落としても問題なし!
【素材】どちらもアルミニウム

写真の商品位置の違いで大きさが異なるように見えますが「T1」と「T1S」の商品寸法は同じです。重さも3.5gの差なので、ほぼ同じと思っていただいて構いません。

商品の注意事項
製品出荷時の誤点灯を防ぐために、フラッシュライトのヘッド部分またはテール部分は少しゆるめになっています。使用前にはしっかり締めてから、充電し、ご利用ください。

暗闇を照らしたときの ThruNite「 T1 」と「 T1S 」の違い

ThruNite「 T1 」と「 T1S 」の違い

「 T1 」と「 T1S 」両機種ともに明るさを最大値(ターボモード)にして照らしてみました。写真は加工をせず、そのまま並べています。

「T1」は、遠方がぼんやりとしてますが、足元から全体的に明るい印象となりました。(左上写真)

「T1S」は、遠くに光が届くよう中央に光が集まる設計になっています。橋の向こう側の壁もくっきり見える状態になってますね。(右上写真)

ライトの色も好みがあると思いますが、「T1」は暖かい色味のニュートラルホワイト(NW)と寒色系のクールホワイト(CW)の選択が可能です。「T1S」はクールホワイト(CW)のみ。

T1T1S
最大照射距離は102m
足元より明るく照らされている
最大照射距離は184m
中央に強い光が集まり、遠方がよく見える
発売当時は最強パワーのLEDチップで足元から全体にかけて明るく照らしているLEDチップ「Luminus SST-40*1」は、スポット光と濃厚な周辺光の特徴が出た照射になっている

ThruNite「 T1 」と「 T1S 」の照射モード別の比較写真

ThruNite「 T1 」と「 T1S 」の照射モード別の比較写真です。

「T1」調光モードの切り替え方法サイドスイッチの長押しで無段階調光モード
「T1S」調光モードの切り替え方法サイドスイッチの長押しで「Low→Mid→High」

※「T1」の調光モードは無段階になっているため、Mediumモードの値は正確ではありませんので、ご了承ください。

ThruNiteのT1SとT1の明るさ比較写真

「T1S」のLowモード(右下)は真っ暗になってしまいましたが、実際は足元が薄っすらと照らされています。

どちらも小さいボディから発する光量としては十分すぎるほど明るく、どちらを購入しても後悔はないと思いますが、どちらを購入すれば良いか、目的別におすすめ機種をご紹介いたします。

どちらを購入すれば良いか。目的別おすすめ機種

使用目的おすすめ機種理由
お散歩ThruNite
T1
散歩中に遠方を照らす機会は少ないので、手前を明るく照らす「T1」がおすすめ。
撮影ThruNite
T1S
ターボモードで遠方までしっかり照らせるので、夜のピント合わせの他、移動にも使えます。
キャンプ
釣り
ThruNite
T1
キャンプでは遠方を照らすよりも、足元やテーブル付近を照らすことが多いため。
クワガタ捕りThruNite
T1S
カブト虫、クワガタ捕りでは、中央に光が集まる「T1S」が便利。
防災用
携帯用
ThruNite
T1 or T1S
自宅の防災用、カバンに入れておく目的の場合、どちらでもOK。

「T1S」のTurbo(ターボ)モードの写真を見ると、遠くの壁がしっかり照らされていることがわかります。

個人的な利用途には「T1S」がお気に入りです。

「 T1S 」のTurboモードの連続使用は ” 5分間 ” で5分が経過すると300ルーメン程度の光量となり、継続して70分ほど点灯させることができます。

ThruNite T1 おすすめ理由

どちらを購入すべきかは、非常に悩ましいところですが、現在、ヘッドライトや同サイズのライトをお持ちでないのであれば「T1」が良いかなぁ・・・と思っています。(写真上)

理由としては、中央に強い光を集めている「T1S」に対して、「T1」は足元から全体を明るく照らしてくれますので、様々な場面で使えて便利です。初めて購入されるライトとしてもおススメできる万能君です。

ヘッドライトや通常のライトは全体を明るく照らすものがほとんどなので、普通のライトを所有しているのであれば「T1S」のような照射(中央が明るい)の異なるライトを持つのも一案です。

↓ ↓ ↓ 今すぐ購入されたい方はこちらからどうぞ。

ThruNite「 T1 」と「 T1S 」の共通機能とアクセサリー

ThruNite T1 T1S 二重方向クリップ

↑ ライトに付属する二重方向クリップ。

これは「T1」、「T1S」にも付属している ” 二重方向クリップ ” で、どちらの方向からでも挟むことができるクリップです。

ツバ付きキャップ(帽子)の先につけてハンズフリーにしてみたり、ズボンのポケットに挟んだりすることができます。

ThruNite T1 T1S 磁気テールキャップ

磁気テールキャップ機能。

「T1」、「T1S」どちらもテールキャップは磁気になっています。車のボディ等の金属部分に吸着させることができますので、機械的な作業にも便利です。

キャンプでも、照らしたい場所に合わせて車のボディに吸着させれば、両手を開放した作業が可能です。

ThruNite T1 T1S 充電方法

充電ソケットは、異なっていますので、ご注意ください。

・T1 ⇒ USB micro type-b
・T1S ⇒ USB Type-C

「T1S」には、上下左右の区別がない「USB Type-C」が使われています。 

ThruNite T1 T1S 点灯し続けると熱くなる

「T1」と「T1S」の「Turbo(ターボ)モード」で使用していると、赤丸部分がかなり熱くなってきます。

コンパクトで非常に明るいライトなので仕方がないのですが、「Turboモード」を頻繁に使われる方は、手袋などをして使用した方が良いかもしれません。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

どちらもコンパクトで明るいので、キャンプや散歩にたいへん便利です。強力ライトは目くらましにもなりますので、女性の防犯対策用としてもおすすめです。

小型LEDライトのおすすめを紹介させていただきましたが、次回はライトの人気メーカー「OLIGHT(オーライト)」と「THRUNITE(スルーナイト)」のコンパクトライトの比較をいたします。

お楽しみに!

アウトドアにおすすめの明るい小型LEDライト5選!  1000ルーメン超がキャンプにも人気♪

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