スタイリストとしても活躍する伊藤まさこさんの著書「京都てくてく はんなり散歩」。
飾り気のないシンプルな表紙もまたいいですね。
「はんなり」というのは、「華あり」または「華なり」が転じた言葉と言われていて、「華やかで上品さと気品も兼ね備えている様子」という意味があるそうです。
写真を多用した贅沢な構成となっていて、写真を眺めているだけでも楽しい京都紹介本です。文章は口語体で、どんどん読み進めることができますので、訪れたい場所も次々に見つかるはず。
創業100年、300年クラスの老舗から、洗練された建物にセンスよくディスプレイされたお店がほとんどで、新旧交わる京都の良さも伝わってきます。
北野天満宮の門前にある創業320年の「粟餅所 澤屋」では、こしあんの入った粟餅ときな粉餅が写真付で紹介されているのですが、これがまた美味しそう。
う~、今宮神社の「あぶり餅」も食べてみたい。
お腹の空いてる時間帯は見ない方がいいかも。ほんとたまらんです。。。
次回は、ぜひ立ち寄ってみようと思います。
伊藤さんご自身が案内モデルにもなっていて、女性の好きそうな雑貨や小物系が多いのも特徴です。
何度も京都旅をしている男性にもおすすめですよ!
【本のタイトル】京都てくてく はんなり散歩
【著者】伊藤まさこ
【出版社】文芸春秋
【Amazon】京都てくてくはんなり散歩
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