暖かくなってきましたね。
今年は、山の雪も少なく、登山もわずか1回のみ。そうこうしている間に各地で梅の開花も始まり、春の訪れを感じる季節となって参りました。
さて今回は、学問の神様として親しまれている北野天満宮を訪れてみました。
すごい人ですね。。。
梅が見頃を迎え、多くの人が訪れていました。
そう言えば、
ほのかに香る梅の花も、花粉症でお悩みの方は、なかなかマスクを外す事ができず残念ですよね。。。私もこの季節になるとマスクと点鼻薬が手放せない花粉症持ちでしたが、知り合いのおかげで、いまはそれほど気にならなくなりました。
というのも、友人も花粉症持ちだったのですが、毎日、水で目と鼻を洗い、うがいを1年間続けて治したと言うのです。
「だまされたと思って、やってごらん」
正直、運転が怖くなるほどの連続したクシャミ、止まらない鼻水、目のかゆみ、涙目など、なんとかしたい気持ちも強かったので、1年間友人のアドバイス通り続けてみました。
多いときには、1日3回~5回、水で目と鼻を洗い、うがいを継続。もちろん花粉の少なくなる季節もです。ちなみに今でも洗浄は続けてます。
その結果、
いまでは点鼻薬はもちろん、マスクも着けずに撮影を楽しんでいます。
ほんとビックリするほど、改善しました。ぜひ花粉症の方は、だまされたと思って1年間、目、鼻、のどの水洗いを続けてみてください。ъ( ゚ー^)
たまに花粉に負けてしまう日もあると思いますが、重症だった頃を考えれば、かなり改善されるはずですよ。
北野天満宮の話に戻しましょう。。。
学問の神様・菅原道真公をおまつりする本殿(下写真)は、1607年に造営されたもので、装飾も見事。歴史的にも非常に貴重な遺構として国宝に指定されています。
いまは受験シーズンということもあり、学生さんや親子でお参りをする姿も見られました。
本堂前(社殿)の梅の花はもうあと3~4日ですかね。
灯籠付近の梅の花も見事でした。
屋根の造形も美しいですね。
三光門近くの立つ石燈籠に彫られた大黒様。
この大黒様の口に小石をのせて落ちなければ、その小石をお財布に入れて祈ると財運をアップしてくれるそうです。
何人か挑戦してましたが、これがなかなか難しそう。。。
北野天満宮の拝観・梅観賞を終えて、周辺を散策していると、ハンドメイドの靴屋「GROWOLD」を見つけました。
一度通りすぎたのですが、味わい深い素敵な靴に魅了され、店内にお邪魔させていただきました。代表の長谷川さんにもお話を聞くことができましたので、後日改めてブログにアップしてみたいと思います。
オーダーメイド革靴店「GROWOLD」の最新記事はこちら
■GROWOLD
上京区御前通今出川上る二丁目北町642-7
075-20-0727
ハンドメイド靴屋「GROWOLD」を後にして、二条城に向かいました。
途中、法輪寺にも立ち寄ってみました。このお寺は、全国から集めたダルマが並ぶ「だるま寺」の名で親しまれています。
達磨堂に祀られた約8,000余りのダルマは見応えがあります。
特徴ある顔をしたカワイイものも沢山!
販売されていないのが残念。。。
人の背丈ほどのダルマや強面(こわもて)のダルマなどいろいろ。また本堂には、映画創業以来の関係者400余の霊がまつられています。
特にダルマ好きの方にはオススメのお寺。
散策をしていると新しい発見があるものですが、この日も見つけちゃいました。
↓ それがコレ。
昔ながらの郵便受けです。
こういったものが今も使われていることに驚かされます。さすが京都、趣きがあっていいですね。でも新聞は入らなそう。。。扉下の隙間から入れるのかな???
二条城に到着。
徳川家康が征夷大将軍に任命された場所でもあり、徳川幕府が終焉を遂げた舞台にもなった二条城(世界遺産)。
この日(2/24)は、天皇陛下の御在位30年記念式典が開催され、慶祝事業の一環として国立の博物館および美術館が無料公開となりました。二条城も無料公開。
写真は「東大手門」。屋根は本瓦葺で入母屋造り(最も格式の高い形式)、棟の両端には鯱(しゃち)が飾られています。鯱(しゃち)は、姿は魚で頭は虎、尾ひれは常に空を向いています。火事の際には水を噴き出して火を消すという守り神とされています。
門前の観光客と比較してもわかる通り、実に大きな御門ですね。
二の丸御殿唐門。
彫刻がふんだんに使われ、重厚な造りになっています。ココから歩いて10分程の天皇の住む京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所として築城されたものですが、個人的な感想として二の丸御殿の方が威圧感があり、立派な印象を受けました。
当時、徳川家の絶対的な支配の下、城に初めて訪れた人は、この国内最大級と言われる唐門をくぐるだけでもかなり緊張したと思われます。観光で訪れているだけの私でも思わず「うっ、すごっ」とたじろいでしまうほどの威圧感です。
唐門をくぐり、奥に見える車寄に足を運ぶと、二の丸御殿の玄関に置かれた彫刻にも目を奪われます。
撮影が禁止されている二の丸御殿内は、狩野派による障壁画、採光や通風の機能を持つ欄間(らんま)、飾り金具等どれを取っても繊細で素晴らしく、豪華絢爛の装飾に息を飲みます。
徳川家康によって建設された二条城にもかかわらず、二の丸御殿唐門はじめ二の丸御殿の建造物には、菊の御紋が多く目に留まります。
実は明治維新後は徳川家から皇室所有となり「二条離宮」と名称も変わりました。その際、葵の御紋から菊の御紋に付け替えられたのです。その後、旧宮内省から京都市へ下賜されて、現在の「元離宮二条城」という名称になりました。
H23年12月より二の丸御殿唐門の修理工事が行われ、その時に「菊の御紋」をはがしたところ葵の御紋が出てきたこともわかっています。とは言っても、徳川家の用いた葵の御紋もいくつか残されてますので、探してみるのも楽しいかもしれません。
二条城を訪れる際は、時間にゆとりを持ってお訪ねください。
二条城ツアーも開催されていますので、参加してみるのもオススメです。
ツアー参加者は、最後の将軍・徳川慶喜が大阪に逃げる際に通ったとされる通常非公開の西門も観覧できるそうです。
いろいろと楽しそうなので、次回は私も参加してみようと思います。
【二条城ツアー】
毎日2回開催
1回目が11時~、2回目が13時30分~
予約は前日の9:30~13:30までに TEL075-213-0071(休城日をのぞく)
参加費1,000円/人(入城料含まれておりません)
【撮影日】 2019年2月24日(日)
【訪問地】 北野天満宮 京都市上京区馬喰町
【拝観料】 境内は無料
【拝観時間】5時am~18時(10~3月 5:30~17:30)
【駐車場】 無料駐車場あり。
【アクセス】京福電車白梅町駅より徒歩5分
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