羊のような顔をした冬芽(上写真)は、オニグルミ。
この季節は、かわいらしい顔をした冬芽(とうが)を見つけることができます。
冬芽は晩夏から秋に形成され、毛で覆われているものやベタベタした粘液で覆われているものなどいろいろ。身を守りながら春先に芽吹くための準備をしています。
オニグルミはクルミ科クルミ属の植物で種は食べられますが、市販されているクルミと比べると少し小さめです。殻は非常に硬いのですが、鋭い前歯を持つリスなどの小動物は、これらを自分の歯でこじ開けて食べてしまうというから驚きです。
オオカメノキの冬芽
こちらもかわいいですね。バンザイしてます。(笑)
オオカメノキ(ムシカリ)の冬芽です。
秋頃は、万歳している芽がまだくっついているので、「ごめんなさい」または「お祈り」をしているような形になっています。
4~6月になると白い小さな花を咲かせます。花のまわりには大きな装飾花(そうしょくか)が縁どります。花の形としてはガクアジサイに似ていますかね。
ちなみに装飾花のある花は、自身の小さな花ではチョウやその他の昆虫類に気づいてもらいにくいので、周辺に装飾用の花を咲かせていると考えられています。
ぜひ探してみてください!
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