「京都 なるほど事典」は、京都の歴史、京都の味やちょっとした京都のコレなに情報が満載。1つのタイトルが2ページ構成、文章も頭に入りやすい簡易な言葉が使われていて非常に読みやすいものとなっています。行間もほどよく確保されていて目が疲れにくく、タイトル通り「なるほど!」と思わせる内容で楽しく読み進めることができます。
京都散策をするにもちょっとした情報を入手しておくと楽しくなるものです。
京都駅から歩いていけるお寺に浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅうほんがんじは)の西本願寺と、真宗大谷派(しんしゅうおおたには)の東本願寺があります。
昨今は「お西さん」「お東さん」と親しみある名で呼ばれているそうですが、ここは元々一つの本願寺でした。二つにしたのは、なんと戦国武将・徳川家康!!!これらはある政略のためにお寺を分けたと言われています。その政略とは・・・。
その他、京都の住所表示(一部)には「上ル(あがる)・下ル(さがる)」「東入ル(ひがしいる)・西入ル(にしいる)」があるのですが、これらの意味はなんぞや???
同じ川なのに鴨川と賀茂川二つの川名があるのはなぜ?
などなど、本書を手に取れば、歴史から名刹、怨霊、京都料理情報など知りたいことが沢山学べます。2002年に出版されたものなので、お求めの際は Amazon や ブックオフ など中古本を扱う店舗にてご購入ください。
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