大仏だけじゃない奈良の魅力! 明神平の樹氷

奈良と言えば、大仏、お寺、桜、紅葉が有名ですね。

その他にも奈良では、スピードバイク(クロスバイク)でツーリングを楽しむ方、キャンプ、登山などアウトドアスポーツも盛んです。冬山は樹氷鑑賞ができることもあり、その美しさに毎年訪れている登山者も多いようです。。。私もその一人。(笑)

先日も明神平に行ってきたのですが、青空に映える樹氷が素晴らしかったです。明神平は桜で有名な吉野から東方向に直線距離約13kmに位置しています。

こちらに越してきた当時は、冬山の装備は6本爪アイゼンのみ。ピッケルやワカン、ガスバーナーは必要かなど試行錯誤しながら登っていました。現在揃えた装備は、冬期用シューズ、ワカン、保温ボトル、シート(断熱効果のある座布団)など。

滑落などの危険性は低い山なので、まだピッケルは購入していません。ガスバーナーもいろいろな意味(遭難含む)で揃えたいものですが、カメラ機材の関係で、こちらも保留中。。。

冬山では、風が強く、前方がまともに見れないときや雪が深く進めない場所など悪条件もあり、毎回素晴らしい景色に出会えるわけではないのですが、晴れた日に見上げる樹氷はそれはそれは格別。感動ものです!

明神平のあしび山荘

明神平には、天王寺高校が所有する「あしび山荘」があります。中に入ることはできないのですが、階段を5~6段上がってベンチに腰かけることができます。風のある日は、風よけにもなりますので、助かります。

階段の素材は木材で、アイゼンを装着したままだと木が傷んでしまいます。すでにアイゼンの刃によって出来た凹みがありましたので、使わせていただくときは、面倒でもアイゼンを取った方がいいかなぁ・・・と思います。周りの人もなかなか注意もしにくいですしね。

天気が悪い日は、右奥(上写真)に見える屋根のある休憩所はもちろん右手前のベンチも見えなくなります。そのような日は登らないのが一番ですが、急に天候が変わることもあります。山では障害物の少ない山頂ほど電波状況が良い(←全てではありません)ので、危ないなぁと感じたときは下山する前に山頂から家族や友だちにメール、電話をしておくと良いかもしれません。

ちなみに明神平のあしび山荘付近はスマホ電波(私はdocomo)が入ります。下山し始めると、山に囲まれてしまい、登山入口の大又駐車場でも電話、メールはできませんので、ご注意ください!!

明神平の樹氷

明神平は、ロープにつかまりながら川を横切る場所(渡渉)が3か所あります。ロープが予期せぬ方向に揺れると危ないので、基本的には一人ずつ渡ります。

川沿いは、キラキラと輝く美しい氷の彫刻が至るところにありますので、ぜひ写真に収めてみてください。近寄ると水のしぶきが結構かかりますので、レンズに水滴が付いていないか確認をしながら撮影します。

カメラの設定条件によっては、レンズの水滴もアクセントになりますので、ビューファインダーでチェックをしながら撮影するのも良いですね。川沿いでの撮影は、身体もカメラもかなり濡れますので、防滴・防水機能のないジャケット、カメラでの撮影は注意が必要です。

ちなみにレンズに付いた水滴を拭いていて、時々フィルターに霜(しも)のような薄い膜が取れないことがあります。その時は、間違ってもレンズまたはフィルターに息を吹きかけないようにしましょう。気温にもよりますが、吹きかけた息がフィルター表面で凍ってしまい、しばらく撮影できなくなってしまいます。表面が凍ってしまった時は、レンズ(またはフィルター)にキズが付かないようレンズ交換するなどしてバックにいれておくのが無難です。

まだ訪れたことのない方は、ぜひ挑戦してみてください。登山装備などは、アウトドアショップの店員さんに相談をしながら揃えると失敗が少なくなります。ショップ主催の冬山登山ツアーなども開催されていますので、不安な方はまずはツアーに参加してみましょう。明神平おすすめです!

【撮影日】 2018年2月18日(日)
【訪問地】 明神平
【拝観料】
【拝観時間】24h
【駐車場】 駐車場あり
【アクセス】 大又駐車場より徒歩2~4時間

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