以前に著者 薮内佐斗司さんの「 ほとけの履歴書 」を紹介させていただきました。たいへん読みやすく理解しやすい内容でしたので「仏像礼讃」も読んでみることにしました。
薮内さんは、木彫作品奈良のマスコットキャラクター「せんとくん」の生みの親でもあります。どの分野でも言えることですが、第一線で活躍するその道の方が選ぶ作品に興味があります。
本作品「仏像礼賛」は、
「ぜひ一生に一度はお目にかかりたい仏像」
という基準で選ばれたものです。
仏像の解説はじめ仏教に関することもわかりやすく説明してくれています。京都と奈良の仏像もオールカラーで多く掲載されていますので、京都奈良に旅行ご予定の方は、「仏像礼賛」を一読してから観光ルートを決めると旅がたのしくなりそうです。
国宝や重要文化財の他に、どちらにも指定されていない仏像なども含まれていますが、彫刻家ならではの視点で、仏像の生い立ちや仏師について述べられており、やさしい語りも好印象です。
仏像に興味を持ち始めた方たちにもおすすめの一冊です♪
はたして彫刻家の薮内さんが選んだ「一番好きな仏像」は?
答えは ” 仏像礼賛 ” にて!
【本のタイトル】仏像礼賛
【著者】薮内佐斗司
【出版社】ビジュアルだいわ文庫
【Amazon】仏像礼讃 (だいわ文庫)
先述した薮内さんの「ほとけの履歴書」はこちらからどうぞ
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