矢田寺の紫陽花を見てきました。見頃を迎え最高でした!
矢田寺のあじさいと大神神社のササユリを見に行ってきました。
矢田寺は朝日新聞の「訪ねて見たい関西の紫陽花の名所」1位に、そしてNIKKEIプラス1「あじさいの名所ランキング」で西日本で第2位に選ばれたそうです。
ちなみに第1位は神戸市森林植物園で、3位は三室戸寺だそうです。
それと大神神社の笹ユリも。こちらも見頃を迎え楚々として美しい姿でした。
大神神社の巳の神杉 御祭神の大物主大神が蛇神に姿を変え、この神杉から出入りしたそうです。
笹ユリ 境内の斜面に咲いています。
斜面は広く、荒らされないように柵がありますので近づけなくてもどかしいですが、美しいです。
淡いピンクがとても清楚です。
上位に選ばれるだけあって紫陽花が素晴らしいです。
ちょうど見頃を迎え境内はあじさいでいっぱいです。紫陽花はさまざまに色を変えて目を楽しませてくれます。
境内には約60種1万株もの紫陽花が色とりどりに咲き誇っています。
境内にはたくさんのお地蔵さまがあります。
本尊もお地蔵さまという珍しいお寺です。
紫陽花の花びらのひとつひとつが雨に打たれさまざまに色が移ろいながら仏教の「諸行無常」の心を伝えてくれているそうです。
境内は緑が多く癒されます。
紫陽花の丸いお地蔵さんの手に持っている宝珠の形でもあります。
あじさい寺矢田寺へ。
こちらも斜面にあじさい園が。小路と小川が流れとても綺麗です。
お地蔵さまもたくさん。たくさんの方が訪れていました。
境内の中にたくさんの紫陽花が。
紫陽花という字の通り、紫が一番美しく感じます。
小さいお花もたくさん咲いていましたよ。
階段を登りきったら市街を一望できます。
境内からは奈良市内を一応でき、紫陽花も素晴らしくたくさんの方が訪れていました。
矢田寺のあじさいは5月から9月まで見ることができるそうですのでぜひ!
大神神社の笹ゆりは日本だけに生息するユリの固有種で、中部、近畿、四国と九州の一部に自生し、5月中旬から6月中旬にかけて咲きます。
花は淡いピンクで香り高く俯き加減の楚々とした姿から最も鑑賞価値の高いユリのひとつとされています。
近年は里山の自然環境の変化から激減し、野山に見られることが少なくなりました。
そこで大神神社の有志が中心となって平成4年から再生の試みが始まりました。
タネをまいてから開花まで約6年を要します。
本格的な栽培を始めて20年あまり、ようやく成果が実り、約3000本が植栽され境内の斜面に咲き誇っています。
創建当時は7堂伽藍48ヶ所坊があり、とても大きいお寺だったそうです。
植木鉢などで栽培されているわけでは無く、斜面にポツポツ咲いています。
斜面に柵が設けられていますので近くに寄れないことも多いので望遠レンズがあると便利です!
お地蔵さまと紫陽花
矢田寺
【住所】奈良県大和郡山市矢田町3549
【TEL】0743-53-1445
「あじさい園」開園中
【日程】6月1日から7月10日
【入山料】500円
【駐車場】500円
【アクセス】
バスは近鉄郡山駅から「矢田寺」行き終点下車徒歩約7分
期間中はJR法隆寺駅から臨時バスがあります。