岩船寺 / 幻のアジサイ 「 シチダンカ 」が咲いてました。

この日は朝から雨が降り、時折、強い風も吹いていました。

アジサイの名所として知られる京都府木津川市の 岩船寺ホームページ を訪れてみると、「シチダンカ」という幻のアジサイが咲いているとの情報。。。

早速出かけてみました。

岩船寺・本堂横の阿字池。

傘を差しながらの撮影となりました。

カメラのボディ( Eos-5D Mark Ⅳ )は、防塵・防滴構造ですが、あくまでもカメラ内部への侵入を抑えるものなので、できるだけ濡らしたくないですよね。

レンズとボディにある接点が水に濡れてしまうと故障の原因にもなりますので、雨の日はレンズ交換も少なめにします。

岩船寺 アジサイ

境内の見頃はまだ先になりますが、咲き始めているアジサイがありました。

雨に濡れたアジサイの愕、葉の色がしっとりと美しいですね。

上写真のピンク色の花のように見える部分は装飾花で、花粉を運ぶ虫を引きつけるものと考えられています。中央にある小さな無数の花房が花となります。

これが幻のアジサイ「シチダンカ」。

岩船寺のお坊さんに教えていただきました。

「シチダンカ」は、ドイツ出身の医師シーボルトが「日本植物誌」で紹介していたもので、誰もその実物を見た人がなく、江戸時代に絶滅したとされ「幻の花」と言われていました。

シーボルトが発見して以来、約130年(昭和34年)ぶりに六甲山で偶然発見され、日本中に広まったとされています。

一般のアジサイよりも開花が少し早めですので、開花状況は岩船寺( 0774-76-3390)までお問合わせください。

岩船寺 アジサイ

三重塔とアジサイの花。雨も写してみました。

アジサイは雨が似合うとよく言われます。梅雨の時期に咲くからという理由もありますが、アジサイは葉が大きく数も多いので、水分を発散する量も自然多くなり、毎日の水やりがかかせません。

アジサイは英語で「Hydrangea(ハイドランジア)」。

” 水の器 ” という意味も持ち、水分補給を意味する「Hydration 」にも近い言葉になっています。なんとなくですが、雨が降ると輝き始めるのもわかるような気がしますね。

境内の見頃は6月17日の週となりそうです。(要確認)

【撮影日】 2019年6月7日(金)
【訪問地】岩船寺 木津川市加茂町岩船上ノ門43
【拝観料】大人500円、中高生400円、小学生200円
【拝観時間】8:30am~17:00(12月から2月は9:00~16:00)
【駐車場】 最寄に民間の有料駐車場あり
【アクセス】JR「加茂駅」より徒歩約1時間30分。またはコミュニティーバス当尾線「岩船寺」下車すぐ

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