奈良の夏の風物詩、燈花会が開催されています。
燈花会は1999年に始まり、毎年8月の10日間奈良公園一帯を優しいろうそくの灯りで照らします。
年々盛大になり、ろうそくの数は2万本を超え、観光客も約90万人訪れます。
夕暮れの興福寺五重塔もいい感じです。
燈火とは灯心の先にできる花の形をしたロウの塊のことで、仏教において縁起のいいものとされていて、そこから名付けられています。とても素敵ですね。
だんだん日が暮れてきました。
1番人気のある浮御堂へ。
1300年前に都として栄えた奈良。
世界遺産の広大な自然の中に古の面影を感じることができます。
この日は東大寺、春日大社では行われていませんでしたので残念でした。
日程によってエリアが違うところもあるみたいです。
三脚を立てて写真を撮る方も多くて混雑していました。一方通行です。
浮見堂には入ることはできず、外から綺麗に写真が取れるようになっています。
この日は東大寺エリアは燈花会を実施していなくて残念でした。
たくさんのろうそくが灯るととても綺麗です。
運営は「なら燈花会の会」が行なっていて、全員がボランティアだそうです。
当日の火付け点灯、片付けなどを行う「登録サポーター」は一日あたり300名以上が参加して行われています。
ろうそくは鹿が食べてしまっても安全な天然由来のものを使用しています。
広大な奈良公園は街灯が少なく暗いので、ろうそくのほのかな明かりがより一層映えます。
露天なども出ており、とても賑わっています。
奈良の夏の風物詩としてしっかり定着していますね。
興福寺五重塔。ライトアップされていて幻想的です。
燈花会
【期間】2020年の詳細はWEBページへ