冷えた朝の空気に触れながら春日大社境内を歩きます。
残念ながら「砂ずりの藤」は、散り始めていました。早朝参拝を終えて、奈良公園で朝食を食べました。どこにでも売っている惣菜パンでしたが、澄んだ空気の中でいただく食事は美味しくなりますね。
燈籠に朝陽が射しこみます。
二ノ鳥居をくぐり春日大社に向かいます。
途中に奈良オリジナルのガチャガチャがあります。記念にどうぞ!
春日大社の燈籠の数は、なんと3000基(石燈籠2000基、釣燈籠1000基)!
残念ながら「砂ずりの藤」は散り始めていました。
朝の奈良公園は気持ちがいいですね。奥に見える建造物は東大寺。
二月堂。斜面の上に立つ二月堂は、京都の清水寺の本堂と同じ舞台造りと呼ばれる建築。
二月堂の舞台からの眺望。
たくさんの人が歩いてきた床板。時を感じさせます。
二月堂から転害門(てがいもん)を通り、萬葉植物園に向かいます。途中に千寿庵吉宗に寄ってみました。
できたばかりの「わらび餅」をひとつ購入。美味しいですよ!
8:50に萬葉植物園に到着。すでに開園してました。。。
大風で倒れながらも生きる樹の姿から「臥竜のイチイガシ」という名前が付けられました。
藤の園入口。この先に満開の藤の花が咲いています!新緑もきれいですね。
みごとな藤棚!
垂れた花からは、やわらかい甘い香りが漂います。
藤の花をマクロレンズで。
花びらの落ちた池にはコイが泳いでいます。
これも大風で倒れ、幹は空洞化したイチイガシ。中央右に見える木は同じ木ですが、立派に生きています。
苑内では、藍染めの製品も売られていました。素敵な色合いです。
東大寺・中門。奥に見えるのが大仏殿。
東大寺の裏手にある講堂跡。
講堂の礎石(そせき)。大きな礎石がたくさん残っています。人も少ないのでお弁当ランチにおすすめです。
お茶タイムに天平庵のどら焼き~!奈良県庁と同じ通りで、東大寺寄りにあります。
ここのどら焼きは、いつも出来立てなのでおすすめ!
二月堂から転害門を通り、萬葉植物園に向かいました。植物園は、9時からのオープンですが、少し早めにオープンしてました。
この季節は「藤の花」を求めて多くの方が訪れますので、早い時間帯がおすすめです。私は人混みが苦手なので、朝一番に入園。
藤の花の回りでホバリング(同じ場所で飛んでいる)する黒い蜂(ハチ)がいると思いますが、あればクマバチと言って、オスが縄張り争いをしている所です。
黒いので獰猛そうに見えますが、オスは針がなく、刺すことはありませんので、ご安心を!
メスは毒針を持ちますが、脅かしたりしなければ刺すことはありません。ホバリング(空中で)しているハチはオスなので、安心してお花見をお楽しみください!
混雑を避けて外ランチを楽しみたい方は、東大寺裏にある講堂跡がおすすめですよ!
【撮影日】 2018年4月28日(土)
【訪問地】 春日大社「萬葉植物園」 奈良市春日野町160
【拝観料】 大人500円、小中学生250円
【拝観時間】3~11月 9:00~17:00、12~2月 9:00 ~16:30
【駐車場】 有料駐車場あり
【アクセス】近鉄奈良線 奈良駅より徒歩20分