興福寺は五重塔、金堂、南円堂、三重塔、北円堂など大伽藍の残る大寺です。
奈良公園内にあり、立派で見ごたえがあります。
近鉄奈良駅からは公園内をぶらぶら歩いても20分ほどです。
金堂と東大寺
五重塔
三重塔
金堂。近くから見るとさらに迫力があります。
猿沢池
その後広い階段を降りて猿沢池へ。
周囲360mの池で、興福寺の五重塔と柳、春日山を望む風景はとても綺麗です。
興福寺が行う「放生会」の放生池として749年に造られた人工池です。
万物の生命を慈しみ、捕らえられた生き物を野に放つ宗教儀式です。
古民家が多く残って降りおしゃれです。
ネパールの飾窓。興福寺ゆかりの地です。
元興寺所有の町屋に設置されています。
この窓は1970年に開催された万博博覧会でネパール館に使用されていたものです。
ロータス(蓮)やドラゴン(竜)がデザインされていてインド文化圏の宗教的象徴で美しく雰囲気があります。
その後すぐ近くの元興寺へ。
元興寺は世界遺産です。
ならまちは元興寺の元境内です。
ならまちには元興寺ゆかりの場所が三ヶ所あります。
元興寺。世界遺産に登録されています。
元興寺
元興寺塔跡。
元興寺元塔跡です。
元興寺の塔があった場所です。
興福寺の五重塔と同じくらいの塔が立っていたそうです。
火事で焼失したのは150年前ということで結構最近ですね。
惜しいことです。
元興寺小塔跡です。
770年に小塔院が建てられていましたが土一揆で焼失したそうです。
再建されることはなかったのですが、跡地は受け継がれています。
ならまちには庚申さんがあります。
庚申さんは中国の道教の守庚申というものが奈良時代末期に日本に伝わり、日本古来の信仰と混じり合って発展したものではないかと言われていますが、諸説あります。
ならまちの建物の軒先に赤いぬいぐるみがぶら下がっていますが、庚申さんの使いの申をかたどったお守りで魔除けを意味し、家に災いが入ってこないように守ってくれるそうです。
申をかたどったお守りです。
おしゃれなレストランなども沢山!
ならまちの古民家は古くから商売を営んでいるところもあれば、町屋を使ったおしゃれなカフェやレストラン、ギャラリーなども多くぶらぶら散歩するには最適です。
お漬物屋さん。古民家で雰囲気があります。
興福寺
【住所】〒630-8213
奈良県登大路町48番地
寺務所
【TEL】0742-22-7755
【アクセス】
近鉄奈良駅から徒歩20分
JRなら駅から奈良交通市内循環バスで5分
「県庁前」下車すぐ
【駐車場】国宝館となり
【料金】1000円
元興寺
【住所】〒630-8392奈良市中院町11番地
【TEL】0742-23-1377
【拝観料】500円
【拝観時間】9:00-17:00
【駐車場】東門駐車場10台(無料)
【アクセス】近鉄奈良駅
徒歩:15分
バス:福智院町下車 徒歩5分
JR奈良駅
徒歩:20分
バス:田中町下車 徒歩5分