あじさい(紫陽花、アジサイ)で有名な京都府宇治市にある三室戸寺に行ってきました。あじさいは終わりに近づいているとの情報でしたが、想像していたよりも頑張って咲いてくれていました。
ちなみに三室戸寺のあじさいは6月頃より色づきはじめ、6月中旬~下旬にかけて見頃を迎えます。三室戸寺のあじさい園には約50種、約10,000株のアジサイが咲き、7月上旬まで楽しむことができます。
三室戸寺のあじさい満開時は、拝観受付時間前から長蛇の列ができるのですが、さすがに人も少なくゆっくりと撮影も楽しめました。(嬉)
三室戸寺 あじさい
あじさいも終わりに近かったこともあり、拝観受付前の行列はありませんでした。
まだこれから色づくアジサイ(紫陽花)もありました!
財運と金運の蛇神「宇賀神の像」
本堂への階段は少し修繕が必要で片側一部は通行止めになっていました。
登りきると財運と金運の蛇神「宇賀神の像」があります。耳をさわれば福が訪れ、ヒゲは健康長寿、しっぽをさすると金運がつくそうです。多くの人に撫でられているので、特に耳たぶ、しっぽの色が変わっていました。せっかくなので私もスリスリ。。。
三室戸寺 蓮の花
本堂前の蓮の花も見頃でした。
三室戸寺の本尊は千手観音像、秘仏なので普段は開帳されていませんが、観音信仰の霊場・西国三十三カ所のお寺が連携し、2008年から3年がかりで結縁開帳が行われました。
三室戸寺は2009年に2ヶ月ほど非公開の本尊が開帳されました。実に前回開扉依頼84年ぶりの公開。
次回開扉は50年先?80年先?
となると・・・私は☆になってる!?
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」と表現されています。美しいですね。
社会人になって表と裏の顔に直面し、染まらずに生きることの難しさを誰もが感じていることと思います。清濁が混在する社会の中で、きれいな面だけを見ていれば騙されてしまったり、失敗も沢山してしまいそうです。人はいろいろな経験を重ねながら、人と出会い、そして大きな美しい花を咲かることができたらいいですね。
奥に見える三重塔は、元は兵庫県の高蔵寺にあったものを三室戸寺が買い取って移されたものです。
庭園への入口です。
大きな池の周囲に散策路があり、各地の景勝を再現した三室戸寺境内の池泉回遊式庭園。
まだあじさい(紫陽花)も頑張ってくれていました!
一部のあじさいは植え替えも行われていました。これから楽しみですね。
拝観出口にある漬物やわらび餅、焼き物などのお店が並びます。眺めているだけでも楽しいですよ。
三室戸寺のあじさいは6月中旬~下旬にかけて見頃を迎え、7月上旬まで楽しむことができます。
三室戸寺の拝観時間、拝観料、駐車場、アクセス
【訪問地】 三室戸寺 京都府宇治市莵道滋賀谷21
【拝観料】 大人500円、小人300円(あじさい園開園時大人800円、小人400円)
【拝観時間】 4~10月 8:30~16:00 、11~3月 8:30~15:30
【駐車場】 有料駐車場あり(300円/回)
【アクセス】電車の場合
京阪 三室戸駅下車、徒歩15分
JR宇治駅よりバスもしくはタクシー