京都府宇治市の三室戸寺(みむろとじ)のあじさい園が満開になりました。
三室戸寺は、あじさいの名所として知られていますが、
近畿2府4県と岐阜県に点在する観音信仰の西国三十三ヵ所巡礼の十番札所として、お遍路や修行をする人など往来の多いお寺さんでもあります。
春には桜、2万株のツツジやしゃくなげ、初夏には約50種・1万株のあじさい、秋の紅葉など花の見ごろ時期は、たいへん混み合いますので早い時間帯に行かれることをオススメします。
三室戸寺前にある駐車場。
8時過ぎには駐車場も埋まり始めてました。
拝観時間は8:30からですが、
まだ8時前にもかかわらず、すでに長蛇の列・・・。
30分以上も前から門前で待つ人がいるほどの人気です。
すごいですね。
受付が始まる5分前には、
拝観者が道路にまで溢れていました。
8:30となり、門が開きました。
早朝からお子様連れも多かったです。
三室戸寺のあじさいは6月中旬頃より見頃を迎え、7月上旬まで楽しむことができます。
日差しが強くなってきました。
今日は暑くなりそう。。。
三室戸寺庭園の入口。
見頃のタイミングで訪れることができました。
庭園は5,000坪の広さがあり、枯山水、池泉、広庭で構成されています。
いろいろな種類のアジサイが咲いています。
あじさい園には、西洋アジサイ、額あじさいなど約50種・約1万株のあじさいが楽しめます。
「幻のあじさい」とも言われる「シチダンカ」も咲いています。
色とりどりの紫陽花が咲いていました。
お時間にゆとりのある方は「ハート型」のあじさいを探してみるのも楽しいですよ。
他の拝観者さんが入らない状態で
撮影できたのもほんの一瞬でした。
ピンク色のアジサイは特に目を惹きます。
休憩所。
この季節は7月中旬まで「花の茶屋」がオープンします。
営業時間は朝8:30から夕方16:30まで。
「冷たい茶そば」や「かやく御飯」、あじさい氷750円、あじさいパフェ900円など。 三室戸寺でランチをしていくのもいいですね。
三室戸寺のあじさい園は、
6月後半の土曜、日曜が混雑のピークとなります。
お昼過ぎにもなると1時間待ちなどになることも。。。
やはり開園直後の午前中がおすすめですね。
池周辺に咲いていた唯一のアジサイ。
木陰も多く日差しの強い日には助かりますね。
数えきれないほどのアジサイが咲き誇り見事でした。
本堂に向かいます。
階段が一部崩れているようで、規制がされていました。
本堂前に鎮座する宇賀神(狛蛇)。
耳をさわれば福がくる、
髭を撫でると健康長寿、
しっぽをさすれば金運がつく
とのこと。
多くの人に触れられて
特に耳としっぽの色が変わってますね。
江戸時代に建てられた本堂前の蓮も咲き始めています。
創建の正確な情報がはっきりしていないのですが、
寺伝によると、宝亀元年(770年)光仁天皇の勅願により南都大安寺の僧・行表が創建したと伝わります。
10時も過ぎると、多くの人で賑わっていました。
三室戸寺の本堂には、秘仏の千手観音像が安置されています。
厳重な管理により写真も公表されていないのですが、2009年に前回の開扉以来84年ぶりに公開されたそうです。
見てみたかったですね。
次はいつなのでしょうか。。。
帰るころもぞくぞくと人が入ってきました。
駐車場は満車。
観光バスもたくさん停まっていますね。
お昼すぎに到着予定の方は、近くの駐車場か電車やバスの利用が良いかもしれません。
三室戸寺の近くには「平等院鳳凰堂」「宇治市植物公園」があります。
10円玉に描かれた平等院、1万円札にも描かれている鳳凰など、ぜひご自身の目でお確かめください!
【訪問日】2016年6月
【訪問地】三室戸寺
【所在地】 京都府宇治市莵道滋賀谷21
【電話】0774-21-2067
【拝観時間】8:30~16:30(4/1~10/31)、8:30~16時(11/1~3/31)
【拝観料】大人500円、小人300円(あじさい園開園中 大人800円、小人400円)
【駐車場】有料駐車場あり。乗用車500円/台、バス2000円/台
【アクセス】車ナビに「三室戸寺」とご入力ください。
電車の場合 京阪「三室戸」駅より徒歩約15分、JR「宇治」駅よりバスもしくはタクシー をご利用ください。