今回は、どこか異国を思わせる珍スポット、京都府木津川市にある「 バベルの塔 ( 木津町上水道 木津南配水池 )」をご紹介いたします。
対戦もののゲームに出てきそうな雰囲気の建物ですよね。
はじめて塔の近くを通ったときは、
「美味しいものを食べさせてくれるおシャレなレストラン?!」
か何かと期待していたのですが、実際に訪れてみると「バベルの塔」ではなく、立入禁止の施設「木津町上水道 木津南配水池」でした。(笑)
木津町上水道 木津南配水池
まほろば大通りを東に車を走らせていると、道路の先にポコンと突如「木津町上水道 木津南配水池」が現れます。建物の高さは47m。
建物の前に行ってみると「立入禁止」と「タツタタワー 木津川市」の看板が門前にあり、あの「バベルの塔」のような建造物の名称が「タツタタワー」ということがわかりました。
これは木津川市・水道施設のネーミングライツ(命名権の売却)事業の一環で、タツタ電線(株)がパートナーシップとなり「タツタタワー 木津川市」と命名され現在に至ります。(2020年9月現在)
あの建物の上に立って景色を眺めてみたくなりますが、現在は水道施設のセキュリティの関係で、開放される機会が少ないのが残念ですね。。。
そう言えば、
以前、上賀茂神社の「手づくり市」で「バベルの塔」に似たミニチュア塔を購入したことがあります。
↑ これが上賀茂神社の「手づくり市」でGETした「バベルの塔(仮称)」。木津南配水池の建物と似ているのですが、雰囲気もよくお気に入りの置き物になっています。
「手づくり市」では、1点ものの商品も出品されていますので、ぜひお訪ねください。毎月第4日曜に上賀茂神社にて開催されています。
話を戻しましょう。。。
いい雲が出てますね。 (^o^)
空に漂う雲と塔のバランスが絶妙で、神に近づこうと人が作り出した「バベルの塔」というイメージにピッタリですが、実は特産品の「タケノコ」をモチーフにしたそうです。
「バベルの塔」とは、実現不可能な建物を建てようとして、建築中に崩れてしまう(神に壊された)という旧約聖書に登場する巨大な塔のことです。
今から100年以上前に「大仏鉄道」と呼ばれる加茂駅から東大寺大仏殿までを走る鉄道が走っていた時期があります。汽車が悲鳴をあげる急坂があり、レールが雨に濡れるとスリップしてしまうほどの坂道だったと言われています。
その後、平坦なルートを走る新しい鉄道が誕生したことで次第に利用されなくなりました。営業期間が短く、資料も乏しいことから「幻の大仏鉄道」と呼ばれ、いまは大仏鉄道の遺構が残ります。
「バベルの塔」は、故事にちなんで空想的な計画の比喩として用いられますが、「現代版 バベルの塔」としてアピールしても良さそうですが、いろいろと難しいのでしょうね。。。
タツタタワー 木津川市
京都府木津川市は京都南部に位置していますので、近鉄奈良駅からも近い地域です。
階段をあがった先には、なんと庭園があるそうです。名作「天空の城 ラピュタ」みたいですね。もしイベントが開かれるときは、ぜひ参加してみたいものです。
「木津町上水道 木津南配水池 タツタタワー」の近くには「まほろば大仏プリン本舗」がありますので、ぜひお近くにお越しの際は、お立ち寄りください。
木津町上水道 木津南配水池 タツタタワーへのアクセスと駐車場
【訪問地】木津町上水道 木津南配水池 タツタタワー
【所在地】京都府木津川市州見台6-6
【電話】 0774-72-0203 (木津川市役所)
【定休日】立入禁止
【駐車場】なし
【アクセス】車ナビに「木津南配水池」とご入力ください。
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