京都市左京区にある圓光寺の紅葉が見頃を迎えていました。
写真は本堂前にある手水鉢と水琴窟。盃型の手水鉢を使った水琴窟は珍しいそうです。混み合っていたこともあり、水琴窟の音色は確認できませんでしたが、1滴1滴が奏でる澄んだ音色に心が癒されるとありますので、次回は混雑時期を避けて音色に耳を澄ましてみようと思います。。。

8時45分、9時開門を待つ拝観者の列ができていました。

白砂に描かれた砂紋(さもん)に落ち葉がきれいに円を描いていました。こうして砂や石で水の流れ等を表現した枯山水(かれさんすい)のお庭は不思議と心が安らぎますね。

美しい庭園が評判の圓光寺。
本堂の書院から鑑賞のできる「十牛之庭(じゅうぎゅうのにわ)」。牛を追う牧童の様子が描かれた「十牛図」を題材にして造られた池泉回遊式庭園です。
この写真左手には、ぎゅうぎゅうに人が・・・。

圓光寺の竹林には、江戸時代の絵師・円山応挙(まるやまおうきょ)もよく訪れていて、「雨竹風竹図」を描き残したと伝わります。

日本で知らぬ人はいない武将・徳川家康のお墓。
徳川家康の歯が埋葬されているとのこと。


境内のモミジは燃えるように赤く色づいていました。

展望所のつきあたりに置かれた石。特に由来があるわけではないそうで、オブジェとして置いているそうです。「月」と書かれた上の丸い穴は、遠く山の向こうに傾く月を眺めるためのもの・・・ですかね。

このお地蔵さんに会いにくる人もいる人気のお地蔵さん。
この季節は、十牛之庭に人だかりができていますので、すぐ見つけられると思います。
展示室となっている講堂寄りにありますので、忘れずに拝んでいってくださいね。
【撮影日】 2019年11月24日(日)
【訪問地】 圓光寺 京都市左京区一乗寺小谷町13
【拝観料】 大人500円、中高生400円、小学生300円
【拝観時間】9:00~17:00
【アクセス】
市バス 5系統 一乗寺下り松下車 徒歩10分
叡山電鉄/叡山線 一乗寺下車 徒歩15分
この記事へのコメントはありません。