京都市左京区にある浄土宗の寺院「金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)」。
金戒光明寺という名称が長いためか、「くろ谷さん」と呼ばれています。
この地に住んだ浄土宗の僧「信空」が、新黒谷という地名を黒谷(くろだに)と呼ぶようになり、通称寺名も「くろ谷さん」と呼ばれるようになったそうです。
ちなみに大河ドラマ「八重の桜」の中でも紹介されたお寺さんです。
岡崎神社は桓武天皇、延暦十三年(七九四)長岡京から平安京遷都の際、王城鎮護の為平安京の四方に建立された社の一つです。陽のいずる都の東(卯の方位)に鎮座する事から東天王とも称されていました。
スタートする地点にもよりますが、南禅寺や永観堂、平安神宮、岡崎神社なども
近くにありますので、散歩をしながら観光も楽しめますよ。
右京区にある岡崎神社周辺を回ってみました。
岡崎神社
京都市左京区にある岡崎神社。
平安京の四方に建てられた社の一つとされ、都の東にあることから「東天王」とも呼ばれています。
境内では、結婚式が執り行われていました。
参拝客は少なかったですが、本殿前での撮影は大変そうですね。
本殿。
陽のいずる都(平安京)の東(卯の方位)に鎮座する事から東天王と称されていました。
本殿前の狛うさぎ。昔は付近一帯に野ウサギが生息していたこともあり、ウサギが氏神様の神使とされています。
頭をなでて縁結び、夫婦和合の祈願となるそうです。
岡崎神社の横の細い道を通って、真如堂、金戒光明寺に向かいます。
真如堂
真如堂(しんにょどう)の裏あたりに到着しました。
正式なお寺の名称は「真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)」です。
真如堂本堂の周辺はモミジの葉がきれいに色づいていました。
重要文化財の真如堂本堂(重要文化財)。
真如堂の三重塔
広い境内にある三重塔も絵になりますね。
三重塔は文化14年(1817年)に再建されたもので、高さ約30メートルあります。
三界萬霊塔。
本堂近くに100体ほど並んでいます。無縁仏や継承者のない方のご遺体などが納められています
境内にはお茶のできるお店もあります。
真如堂総門から宗忠神社に向かいます。
宗忠神社
宗忠神社。
吉田神社より社地の一部を譲り受けて宗忠を祀る神社が創建されたそうです。
宗忠神社・拝殿 。
宗忠神社を北に歩いていくと、鳥居が見えてきます。いくつもある鳥居を歩いていくと・・・
竹中稲荷神社
竹中稲荷神社に到着。
竹中稲荷神社をネットで調べてみましたが、特に資料などもなく・・・ 創建などの由緒は不明でした。
右奥に見えるのは、真如堂本堂と三重塔です。
東北院と軒端の梅。
東北の地に建てられていたものを、この地に再興。
軒端の梅。
謡曲「東北」に因んで植えられたもの。三支幹に分かれ心材は腐朽していますが、いまも1本だけ花を咲かせています。
金戒光明寺の北門
金戒光明寺の北門を通って金戒光明寺に向かいます。
金戒光明寺・三門。
ここからみる山門がいいですね。
立派な門です。紅葉もきれいでした。
道がわかりにくいのですが、岡崎神社の方に出たいので、右奥の細い道に進みます。
裏道に入ると、昔ながらの古民家などもあり、歩いているだけでも楽しい雰囲気のある小路でした。
休憩をしようとスタンドにあるコーヒーショップに立ち寄りましたが、満席でした。。。トホホ
また遊びに訪れてみたいと思います。。。
金戒光明寺の拝観時間、拝観料、アクセス
【訪問日】2016年11月21日
【訪問地】金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)
【所在地】京都市左京区黒谷町121
【電話】075-771-2204
【拝観時間】9:00~16:00
【拝観料】
【駐車場】400円/60分(最大800円)
【アクセス】車ナビに「金戒光明寺」または「075-771-2204」とご入力ください。
市バス 岡崎道下車(32・100・203・204系統)徒歩10分
市バス 東天王町下車(5系統)徒歩15分