謎の石仏群が安置されていることでも知られる京都府京田辺市にある酬恩庵一休寺(しゅうおんあんいっきゅうじ)を訪れてみました。
駐車場から一休寺に向かう途中、
マスクをした一休さんの看板が・・・。
どうやってアイスクリームを食べようか思案しているようにも見えますね。
「ポクポクポクポク、チーン」
「あっ、アイスが融けてしもうた。。。」
一休寺の総門。
青モミジがきれいですね。
2018年の「そうだ 京都 行こう」の秋キャンペーンの舞台にもなりましたが、秋の紅葉 は隠れた紅葉スポットとして人気があります。
さすがに2018年の秋キャンペーンはかなりの人出だったそうです。
コロナ対策で手水舎のお水も止まっていました。
総門から本堂まで続く美しい石畳。
奥に見えるのは、一休禅師のお墓です。
門扉に菊花の紋があるのですが、これは宮内庁が御陵墓として管理をしている証でもあります。
雨に濡れた石畳、コケや青モミジが輝き、
手にホウキを持つ少年期の一休像。
現在の世の中の汚れもこのホウキで一掃して明るい世の中にしたいとの願いもこめられているそうです。
頭がよくなるようにと
一休さんの頭をなでていく人が多いのか、頭部が光ってますね。
お馴染みの「このはし わたるべからず」です。
さて
ここからいよいよ「一休寺 謎の石仏群のある二十世紀の森」に足を踏み入れたいと思います。
一休寺・本堂を抜けていくとコケに覆われた「20世紀の森」の中にさまざまな顔や形をした沢山の ” 謎の石仏 ” が現れます。
実にたくさんの表情豊かな顔の石仏があります。
実は、これらは「二十世紀の森」をつくるにあたって地元の方たち皆で思い思いに彫った「羅漢さん」です。自画像を彫った方もいるとのウワサも。。。
※「羅漢さん」というのは、お釈迦さんのお弟子さんで理想的な修行者。
左端の石仏は、むかしの大物政治家にも似てますね。
一休寺の「二十世紀の森」にある石仏は、おおよそ40~50体はあるかと思われます。
この他にも四方に顔を持った石仏や「心」や「空」「栄」「玉」などの文字が彫られた石仏もありますので、ぜひお近くにお越しの際は、「一休寺 二十世紀の森に眠る謎の石仏」もお楽しみください。
【撮影日】 2020年06月28日(日)
【訪問地】 一休寺 京田辺市薪字里ノ内102
【公式HPアドレス】 http://www.ikkyuji.org/
【拝観料】 大人500円、小人250円
【拝観時間】9:00 ~17:00
【駐車場】 駐車場有(乗用車300円、小中型バス500円、大型バス800円)
【アクセス】
・近鉄「新田辺」駅から1.5km(徒歩25分、バスで10分、タクシーで約5分)
近鉄「新田辺」駅からバス 新田辺駅西口バスロータリー4番乗り場から京阪バス66系統
・JR「京田辺」駅から1km(徒歩20分、タクシーで約5分)
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