新しいカメラを手にするというのは
何歳になってもワクワクするものですね。
デジタル一眼やミラーレス機は、使い慣れたメーカーであれば、新製品もスグに(説明書なしで)使い始めることができますよね。
そこで今回、説明書なしでEOS R5の撮影ができるのか試してみました。
EOSR5は、1か月ほどレンタルをしてみました。現在所有しているEFレンズを使用するため「EF-EOS R マウントアダプター」もセットでレンタルしました。
EOS R5カメラが手元に届き手にしてみると、所有しているデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark Ⅳ」と各種配置が似ているので、説明書を読まずに撮影できそうな印象です。
はたしてEOS R5の取扱説明書なしに撮影することができますかねぇ。。。
キヤノン「EOS R5」と「RF24-70mm F2.8L IS USM」のレビュー記事はこちらをご覧ください。
もくじ
EOS 5D MarkⅣ ユーザーは、EOS R5の取扱説明書なしで使えない?
「えっ、ISO感度の設定はどこ?」
最初は、EOS R5の「ISO感度」の設定に手こずりました。(笑)
背面モニターのタッチパネルを使って ISO感度設定ができることは分かっていたのですが、ファインダーを覗きながらのISO感度調整ができない。
いったいどこに?
EOS 5D Mark Ⅳ のISO感度設定
↑ EOS 5D MarkⅣ で「ISO感度」を変えるときは、「ISO感度設定ボタン(
赤丸ボタン)」を押して「メイン電子ダイヤル」を回せばカンタンにISO感度の設定ができるようになっています。
R5も同じような操作で・・・
んっ?ボタンがない。
ボディが小さくなりましたので、必然的に表示パネル(モード、ISO、露出などが表示されている液晶部分)が小さくなり、ボタンも少なくなりました。
EOS R5 ボディには「ISO感度設定ボタン」が見当たらない・・・のです。ファインダーから目を離して、しばしボディを眺めることになりました。
ISO感度はどこ?
ISO感度はサブ電子ダイヤル2で変更する
EOS 5D Mark Ⅳ に満足していたこともあり、ミラーレスに触れる機会がほぼ無かったことも起因していますが、いろいろ試してみたものの、なかなかISO感度の調節箇所を見つけることができませんでした。
上面、背面のあらゆるボタンを押してもダメ。「サブ電子ダイヤル2」以外のダイヤルを回してみてもISO感度は固定されたまま。
想像以上に ISO感度の設定(ファインダーを覗きながらの設定)に苦戦してしまいました。
いろいろ試していると
EOS 5Dにはない「サブ電子ダイヤル2(赤矢印)」を回転させれば良いことがわかりました。情けないことですが、ココが回ることに気づくのに時間がかかってしまいました。(苦笑)
普段よく使う機能の設定が分からないというのは参りますね。。。トホホな時間となりましたが、ISO感度の変更時の操作性は抜群によくなっています。
それでは、次に説明書を見なければ分からなかった操作をご紹介いたします。
ファインダーとモニターに表示されるヒストグラムが消せない?!
EOS R5の電源を入れるとファインダーまたはモニターに「ヒストグラム」が表示されます。
「ヒストグラム」というのは、写真の明るさ分布を示したグラフなのですが、かなり大きなグラフがファインダー内に表示されます。
↑ これは「Photoshop」のヒストグラムですが、赤枠の部分が EOS R5 のファインダー、モニターにモノクロで表示されます。
ちなみに上のヒストグラムは、左半分に山が出来ていることから全体的に暗めの写真であることがわかります。全体的に明るい写真のヒストグラムは、右側に山ができるようになります。
写真の白飛びや黒つぶれを意識しておくと、後々の制作物、現像なども作業を進めやすくなりますので、条件に合わせて確認をしておくことも重要です。
ただ撮影中、常にモノグラムが表示されていると視認性が下がり、該当箇所のピントも確認しにくいので消してみることにしました。
「あれ?なかなか消せない・・・(-_-;) 」
「ヒストグラム」を非表示にするための設定画面の階層が深いですねぇ。。。説明書なしでは見つけることができませんでした。
もしファインダー内、またはモニターに表示されるヒストグラムが気になるようであれば、下記の「ヒストグラムの表示・非表示の設定方法」を参考にしてください。
■ヒストグラムの表示・非表示の仕方 1)カメラアイコン7番の「撮影情報表示設定」を選択(上写真) 2)「モニター情報表示カスタマイズ」を選択 3)「INFO 画面編集」を選択 4)「ヒストグラム」のチェックをはずす |
撮影に出かける際、
説明書をカメラバックに入れておくか、スマホで「キヤノン EOS R5 製品マニュアル」にアクセスすれば問題ありませんが、よく使う機能は一度確認をしておくと安心です。
この記事へのコメントはありません。