最寄の「京都市営駐車場」は朝7時には満車に!
「清水の舞台」で知られる清水寺は、京都屈指の紅葉スポット。
清水寺は1年を通して朝6時より開門しています。参拝者用の駐車場はありませんので、付近の駐車場を利用することになります。
清水寺まで徒歩3分の「京都市営駐車場」が一番便利ですが、紅葉の季節は観光バスのスペースを確保します。普通車は59台分のスペースがあるのですが、この季節は20~30台ほどしか停められません。
しかも土日は、朝7時には満車になります。。。(^^;)
清水寺周辺の道はたいへん狭く「京都市営駐車場」ゲート前で駐車場の空き待ちをすることは出来ませんので、坂を下りながら空いている駐車場を見つけたら、さっさと停めてしまうのが正解です。
ぐずぐずしているとあっという間に満車になってしまいます。
■清水寺の紅葉 見ごろ時期 例年:11月下旬~12月上旬(天候により前後します) |
世界遺産 清水寺の住所、拝観時間、拝観料、駐車場、アクセスなど
【訪問地】清水寺 【所在地】京都市東山区清水1-294 【電話】075-551-1234 【公式HP】https://www.kiyomizudera.or.jp/ 【拝観時間】6:00~18:00(平日) 【拝観料】400円、小中学生200円、障がい者の方は事前予約で無料 【駐車場】近くに京都市市営駐車場あり/普通車1,040円(075-561-4601) 【アクセス】車ナビに「075-551-1234」とご入力ください。 ・JR京都駅から市バス206系統、100系統清水寺祇園 銀閣寺行きで五条坂下車 徒歩10分、京都バス(土日のみ)18系統 大原行きで五条坂下車 徒歩10分 |
世界遺産 清水寺 アクセスマップ
清水寺 本堂(国宝)と紅葉
中央奥に見えるのが断崖に建つ木造建築として有名な清水寺本堂です。「清水の舞台」を支える床下の柱には釘が1本も使われていない日本古来の伝統工法。いまも多くの参拝者が訪れています。
写真①の撮影場所を下から見上げたもの。
立派な石垣ですね。
10年位前に清水寺本堂の発掘調査が行われているのですが、舞台下の石垣の中から長さ14cm、幅3cmの巡礼札が見つかったそうです。
「石垣に差し込まれていたのは何か特別な願掛けの意味があったのでは・・・」
と推測されています。
本堂 清水の舞台前の紅葉
本堂前に広がる紅葉。
本堂の屋根は檜(ひのき)の樹皮で出来た檜皮(ひわだ)屋根。建物全体に艶が感じられますが、実は2020年2月下旬に清水寺本堂の大修理が行われ、屋根も新しくなりました♪
大修理の総事業費は約40億円にもなり、屋根だけで1.9億円もかかったとのことです。屋根の檜皮葺は30年ごとに葺き替えをしなければいけないのですが、工事が始まる6年も前から屋根に必要な檜皮(ひわだ)の準備をしているそうです。
歴史を重ねるごとに材料と職人不足が深刻になっており、国会でも議題にあがっています。うまく後継者が育つ環境作りが見つかってほしいものですね。
清水の舞台からの眺めと巨大な檜の柱
清水の舞台からの眺めです。
奥の子安塔も素晴らしいアクセントになっています。
人出の少ない早朝の雰囲気がお寺らしさも感じられて癒されますね。
本堂舞台下から見上げたアングルですが、
地上から舞台までの高さはなんと約12m。
4階建てのマンションに相当する高さなのです。
釘が1本も使われていないというから驚きですよね。
しかも柱はすべて樹齢300年以上のケヤキです!
舞台下に使われている柱の寿命は約800年と言われており、
400年後には大改修が必要と考えられています。
清水寺では材木(ケヤキ)の準備に山を購入し、
ケヤキやヒノキ等を約6,000本植えたとのことです。
柱に使えるような巨木は国内にはほとんど残っておらず、
どのお寺の改修も近隣国から巨木を輸入している状態なのです。
植林された山で巨木が育つのか・・・
壮大な実験は始まったばかりです。
朝陽を浴びた三重塔と紅葉が見事でした。
11月中旬、早朝の気温は10℃前後になりますので、暖かい恰好でお越しください。
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