昨年、中古で入手した「 GR DIGITAL Ⅳ 」。写真左 「 RICOH GR 」、右が「 GR DIGITAL Ⅳ 」。
28mm単焦点で、評判通りのカメラで大満足。
画はもちろん操作性も高く、旧モデルとは言え、これからコンパクトデジカメを検討している方にもオススメできる素晴らしい製品です。
現在、GRシリーズは大型センサーAPS-Cが搭載された「GR-Ⅲ」が最新モデルとなっています(2019年3月発売)。
そこで今回は、
2013年5月に発売され、初めてAPS-Cサイズのセンサーを搭載した「 RICOH GR 」をゲット!「 GR DIGITAL Ⅳ 」と比較してみることにしました。
「GR」の中古相場は、30,000~40,000円/台です。
写真左 「 RICOH GR 」、右が「 GR DIGITAL Ⅳ 」。
パッと見は大きさに変化がないように見えますね。
天地幅は「GR」が61mm、「GR Ⅳ」が59.8mmとわずかな違い。
写真下 「 RICOH GR 」、上が「 GR DIGITAL Ⅳ 」。
横幅は「 GR 」が117mm、「 GR DIGITAL Ⅳ 」が108.6mm。
「 GR 」は、大きなAPS-Cセンサーが搭載されて、横幅が長くなりました。並べると大きく見えますが、個人的には気にならないレベル。
■センサーサイズ
GR DIGITAL Ⅳ ⇒ 1/1.7サイズ(7.6mm×5.7mm)
GR ⇒ APS-Cサイズ(23.6mm×15.6mm)
↑ オレンジ色が「GR DIGITAL Ⅳ」、ピンク色が「GR」のセンサーサイズ。大きくなりましたね。
モードダイヤル。左が 「 GR 」、右が「 GR DIGITAL Ⅳ 」。
「GRD Ⅳ」は、カバンに入れておくとスイッチが入ってしまうことがあったのでしょうかね?
「GR」のPOWER(電源)スイッチの溝が深くなっていました。
溝が深くなった分、わずかですが「グッ」と押し付ける力が必要になりました。1秒と短い起動時間を活かす意味では、浅いボタンの方が良かったように思いますが、何かワケがあるのでしょうね。
↑ わぉ、「GR」のダイヤルに新しく「TAV」の文字が追加されてますね。
これは旧ペンタックスの特許技術で、リコーと合併してから「GR」にも搭載された機能です。(嬉)
特徴としては、
被写体に合わせて使い分けていた「Tv(シャッター優先モード」と「Av(絞り優先モード)」を合体させた機能で、好きな絞りとシャッタースピードを決めると自動でISO感度が設定されるというもの。
この「TAVモード」機能はたいへん興味がありますので、別途ページを設けたいと思います。
この機能は気になっていたので楽しみですね~。
左が 「 GR 」、右が「 GR DIGITAL Ⅳ 」。
青丸の「AFファンクション切り替えレバー」が追加され、撮影した写真を確認する「再生ボタン」が右側に移動しました。
「再生ボタン」の押しやすさは、ホールドしている親指をボディ中央寄りに移動させる「 GR DIGITAL Ⅳ 」の方が安定する印象。
とは言え、カメラをどのようにホールドするかで変わってきますので、「GR DIGITAL Ⅳ 」ユーザーは撮影回数を増やすことで「 GR 」に慣れてくると思います。
とりあえず、
目の前にあるパソコンのキーボードやマウスなどにピントを合わせてみたり、接写をしてみたのですが、「GR DIGITAL Ⅳ」はマクロで1cmまで寄れたこともあり、いつでもシャッターが切れるイメージですが、マクロの接写距離が10cmになった「GR」だと物足りない感覚が。。。。。
はたしてどちらに軍配が上がるのか。
近日中に撮影レビュー公開!(予定)
【メーカー】RICOH (リコー)
【機種】GR
【焦点距離】28mm
【F値】F2.8~F16
【シャッタースピード】1/4000~300秒、バルブ、タイム
【撮影感度】AUTO/AUTO-HI/ISO100~25600
【デジタルズーム】なし
【撮影枚数】290枚
【最短撮影距離】30cm(標準)、10cm(マクロ)
【手ブレ補正機構】なし
【価格】中古30,000円~40,000円前後(2019年5月現在)
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