カメラバックは「HAKUBA(ハクバ)GW-PRO」がおすすめ レビュー

「山登り」や「街探索」に応じてカメラバックを使い分けている人も多いと思いますが、カメラバックは購入すると買いなおしすることも少ないため、できるだけ「移動のしやすさ」や「使い勝手」のよいものを選びたいものです。

山登りには大容量カメラバック

どうしても荷物が多くなってしまう山登りや長距離移動には、大容量のカメラバックがあると便利。

現在、山登りには「HAKUBA(ハクバ)のGW-PRO カメラバック」をメインで使用していますが、レンズ交換がし易く、肩の負担も軽減できるため重宝しています。

開発陣が徹底的にこだわったというだけあって、
使い心地と機能性は、満足度の高い商品と言えそうです。

ただ写真のカメラバックは旧モデルとなっており、
現在はハクバ・GW-PROシリーズ「 GW-PRO RED
が発売されています。

GW-PRO RED にもいろいろあるのですが、
三脚を背面のセンターに取り付けできるものは、
GW-PRO RED リアゲートバックパック02 となります。
(2020年12月現在)

背面に三脚を取り付けた場合、
「 GW-PRO RED リアゲートバックパック02 」の方が
しっかり固定される印象です。

HAKUBA カメラバッグ GW-PRO RED リアゲートバックパック02 M

カメラバック購入前に定めた条件

カメラリュックを購入する条件は、人それぞれかと思いますが、私の場合は カメラバックの購入条件を下記のように設定しました。

1.三脚がしっかりと固定できること

「三脚がしっかり固定できるもの」

この条件を第一条件にしたワケは、
以前に購入したカメラバック(リュック)の
三脚固定がしっかりできなかったことにあります。

山登りに行くたびにガマンを強いられてました。(- -,)

その失敗カメラバック(リュック)にも
三脚固定ベルトは付いていたのですが・・・

それほど大きな三脚(SLIK4段)でないにもかかわらず、
三脚がグラグラと揺れバランスを崩し、渡渉で
危ない思いをした記憶が強く残っています。

そのカメラバックは、
ベルトをキツく締めても使えるレベルではなく、
三脚を脇に抱えたり、背中とリュックの間に
挟んでみたりと不便な状況が続きました。

買い替えればよいのですが、
三脚を固定する仕組みは
どこも同じかなぁと諦めていました。

↓ ↓ ↓ そんな中、見つけたのが
「ハクバ GW-PRO G2」でした。

HAKUBA(ハクバ) GW-PRO

HAKUBA(ハクバ) GW-PRO G2 カメラバック(リュック)は、2本のベルトを使って三脚をしっかり固定させ、安心して使用できる作りになっています。

三脚使用禁止のお寺などを拝観する時にも便利です。

HAKUBA(ハクバ) GW-PRO

三脚の脚を入れるポケットは、リュック背面に隠れています。使用する時に、引っ張り出します。

HAKUBA(ハクバ) GW-PRO

三脚の脚を入れる袋に関しては、ほとんどの三脚は問題なく使えると思います。

脚の径が29mmの三脚は、
一応入りますが少しキツメでした。

三脚の下段をわずかに伸ばすと
入れやすくなります。(写真上右)

もう少しポケットを大きくしてもらえると使用者の幅が広がるように思いましたが、山登りに大きな三脚を持参する人は少ないでしょうし、平均的な脚の太さを考えると適当なサイズと言えます。

三脚を固定してもグラグラ揺れてしまった
カメラバックのメーカー名は明記はしませんが、
有名なメーカーでした・・・。

実際に購入して使用してみないと
わからないものですね。

しかも、このバック(GW-PRO)よりも
高かったです・・・。( ̄▽ ̄;)!!

2.ショルダーベルトにズレ防止ハーネスが付いていて、カラビナが取り付けできること

2つ目の条件は、「ズレ防止のハーネス」と「カラビナが取り付けできるもの」です。

HAKUBA(ハクバ) GW-PRO

↑ GW-PRO G2 のカラビナ取付フックとズレ防止ハーネス。

「ズレ防止のハーネス」と「カラビナ取り付けフック」って、どのリュックにも付属しているように見えますが、実は意外と付いていないリュックがあることに気づかされます。

個人的にカラビナフックの使用頻度が高いので必須条件としました。

HAKUBA(ハクバ) GW-PRO

↑ これがカラビナフックです。

カラビナ取付フックはオプションで後付けもできるのですが、後付けのカラビナフックだと外れて落ちてしまいそうなので最初からカラビナフックが付いているものを選んでいます。

カラビナフックには、左上写真のように小型のケースをぶら下げて、コンパクトデジカメやGPS機器を入れています。

※GPSは、冬場などは寒さによる電池消耗を考慮し、通常はリュックの中に入れています。

雪山でGPSを落としてしまったことを考えたら怖ろしいですよね。

最近は、スマホのGPSも精度が高くなりましたので、予備バッテリーを持参すれば登山にも十分使えそうな感じですが、定期的なバージョンアップやスマホ機種によって、GPS不具合が報告(2017年5月現在)されていますので、まだスマホGPSのみの登山(特に冬山)は怖いですね。

まだスマホGPSで登山をしたことがないので、
体力に余裕があるときにGPS専用機とスマホを持って比較してみますね。

3.最大でボディ×1、ズームレンズ×2、望遠レンズ×1、単焦点×1、マクロ×1、パノラマ用雲台、水筒、軽食、予備バッテリーやSDカードなどの小物が入るもの

3番のカメラバックの容量は、実際に使用するカメラボディ、レンズ、アクセサリー、水筒、軽食、バッテリーなどの機材を想定して購入しています。

それでは、その他の特徴を紹介していきましょう。

リュックのファスナー

HAKUBA(ハクバ) GW-PRO

まずリュックのファスナー。
メーカーの商品紹介でも触れていますが、信頼性、耐久性の高いYKK製ファスナーは文句のつけようがなく、カーブしている部分もスムースで素晴らしいです。

実際に冬山で使用しましたが、厚手の手袋をしていてもストレスになりませんでした。

取り外し可能なウエストベルト

HAKUBA(ハクバ) GW-PRO

取り外し可能なウエストベルト。
HAKUBA(ハクバ)GW-PROには、取り外し可能なポケット付のウエストベルトを装備しています。

山登りで、重たい荷物、機材を背負っている時は、ウエストベルトを締めることでかなり楽になりますよね。

簡単に取り外しもできるので、ウエストベルトをしない時には腰回りがスッキリ。お寺や街中など、頻繁にレンズを出し入れする撮影のときには外して使用することができます。

レンズ交換しやすい

HAKUBA(ハクバ) GW-PRO

レンズ交換時の取り出しのしやすさ!
最近のカメラバック(リュック)は、ショルダーベルトを斜めがけにして、リュック側面からカメラや交換レンズを取り出ししやすいよう開口できるようになっています。

カメラボディ(レンズもセット)を取り出す時は良いのですが、頻繁にレンズ交換をするには、取り出しを容易にする小窓(写真右上の矢印下)の付いたGW-PROが圧倒的に有利です。

ゼロフックを標準装備
カメラボディにストラップを付けている方に便利なゼロフックを標準装備。

底部の素材にハイパロンを使用
底部素材には特殊部隊のゴムボート等に使用されている耐摩擦性・防水性に優れたハイパロンが採用されています。

ちなみにハイパロンは、屋外にて長期さらされていても変色が小さく、建材など幅広い用途に使用されているのですが、加工がしにくく値段も高めの素材であることから、最近は安価なフッ素などが普及しているそうです。

HAKUBA(ハクバ) GW-PRO

取り出しのしやすいトップアクセス
望遠レンズの出し入れがしやすいバックは、作品づくりにも大きく影響してきます。出し入れの面倒なバックでは、望遠レンズでの撮影を諦めてしまう機会が増えてしまいますよね。

開けやすいファスナーのおかげで、望遠レンズの交換もラクラク。リュックの底面には、防水性に優れた素材が使われていますので、汚れを気にせず「ドカッ」と、地面に置いてしまいましょう。望遠レンズの収納場所はリュックの一番上が取り出ししやすく便利です。

リュックのヘッド(右上写真)には、地図や観光案内書が入れられるファスナー付きポケットがあります。

本体部分には、840ナイロンと10mmクッションを採用。
本体部分には、軽量で強靭な840Dナイロン、キズ付きやすい場所には耐久性に優れた1680Dナイロンが採用されています。

ちなみに「840Dナイロン」のアルファベットの「D」は、denier(デニール)の頭文字で繊維の太さを表す単位です。数字の「840」は、大きな数字ほど太く生地として強度、重量が増します。

HAKUBA(ハクバ) GW-PRO

GW-PROの欠点をひとつ上げるとすれば、右上写真のサイドリリースバックル(クイックリリースバックル)ですかね。

というのも、
今まで使用してきたウエストバックやリュックに比べると固めのバックルになっています。最近は慣れてきましたが、最初の頃は 「んっ?」 という感じでした。厚手の手袋をしていてもはずしやすい仕様が理想ですね。

HAKUBA(ハクバ) GW-PRO

豊富なポケット収納!
ポケット収納も豊富で、背面には携帯レジャーシート、手袋、ヘッドライトなどを入れています。パソコン(自己責任で)や雑誌を入れることもできる大きさです。

HAKUBA(ハクバ) GW-PRO

リュック背面には大きなスペース、トップ、左右、レンズ取り出し小窓、ウエストベルトには、小型のポケットがあり、スマホやバッテリー予備、各種小物を入れておくのに便利です。

リュックサイドには、水筒や500mlペットボトルなどが入るポケットが付いています。背面にある補強用のナイロン帯は、フラッシュライトのクリップがちょうど入るので、道路を歩かなければいけない時などに装着して、点滅させて歩いています。

いかがでしたか?
カメラリュックは、使いやすさ、長時間の背負い心地など、実際に使ってみないとわからない点も多く迷ってしまいますよね。

日本人の体形に合わせて最適化したGW-PROのフィット感をぜひ体感してみてください。

GW-PRO サイズ

·  内寸法 : W270×H390×D140mm
·  外寸法 : W295×H430×D240mm
·  PC収納部 : W220×H330×D15mm
·  重量 : 約2650g
·  材質 : ポリエステル・PVC
·  付属品 : 専用レインカバー

街撮りには少し大きめなのでおススメできませんが、
山登りやハイキングにはGOODです。 ♪(* ̄ー ̄)v

最新の GW-PEO RED はこちら

↓ ↓ ↓

HAKUBA カメラバッグ GW-PRO RED リアゲートバックパック02 M

関連記事

  1. カンタン操作で初飛行! DJI ドローン Tello レビュー

  2. 充電池は、容量が選べる!

  3. リコー GR Ⅳ の気になる点。。。Vol.3 レビュー

  4. ベルボン ULTRA STICK SUPER 8 重さ347g 長さ156cmまで伸ばせる

    三脚と一脚おすすめはどっち?一脚ベルボン「ULTRA STICK SUPER 8」はコンパクトで超軽量。運動会などスポーツのビデオ撮影や三脚禁止の場所に有利。 レビュー

  5. EOS R5 レンタル ミラーレス

    Canon『 EOS R5 』カメラボディとレンズをレンタル。桜を撮影してみました。レビュー 作例あり

  6. スルーナイト T1とT1Sどちらが買いか?

    LEDハンディライト ThruNite (スルーナイト) T1 と T1S の違いを比較してみました。暗闇で照らすとどのように見えるか。どちらを買えばいい?照射距離,明るさ,充電時間,防水規格など。

  7. SIRUI P-326 コストパフォーマンスの高い一脚

    SIRUI (シルイ) カーボン一脚「 P-326 」 のクオリティは? 自由雲台を使えば操作性アップ。 レビュー

  8. Canon PowerShot s110 と PowerShot s120 の比較

    今も入手可能な高性能カメラ s110とs120の比較レビュー

  9. 三脚の分解メンテナンス(掃除)

  10. 中古デジカメ(カメラ&レンズ)の選び方。中古カメラで失敗しないためのチェック項目。

    中古デジカメの選び方(デジタル一眼レフ&ミラーレス)。中古カメラで失敗しないためのチェック項目。個人売買 or 店舗で購入するときはセンサーのゴミに注意。

  11. 【中級編】雨の日も写真を楽しもう! 岩船寺でアジサイ撮影

  12. 雪山登山におすすめの手袋 mont-bell(モンベル) アルパイングローブ

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。