「意外な歴史の謎を発見!奈良の隠れ名所」は、奈良に詳しい人たちによってまとめられたもので読んでいると足を運びたくなる内容ばかり。
奈良のお寺やお祭、古墳関連だけと思いきや、奈良のお茶(大和茶)や紅茶に関するお話も書いてありました。
なんと奈良に世界に認められた紅茶が作られていたなんて・・・。
昭和33年(1958年)の話になるのですが、
世界で最も紅茶を飲む英国(イギリス)の全世界紅茶品評会で最優秀賞を獲得したというから驚きです。
その一級品の紅茶も需要が少ないためか、生産は縮小されているようです。
とは言え、
外国産と比べて苦味や渋みがなく、穏やかな味と香り漂う和風紅茶。ストレートでの飲用に向いていて、和菓子にもよく合うとのこと。
まだ奈良産の紅茶は飲んだこともなく探したこともありませんでした。英国に認められたとあれば、飲んでみたくなりますよね。
調べてみると「有機栽培大和茶」として売られてましたので、今度購入してみますね。
この本(奈良の隠れ名所)に掲載されている地図は、かなり大まかなものなので現地のインフォメーションセンターで用意する必要がありますが、奈良再訪にはオススメしたい一冊です。
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