奈良市東部にある真言律宗のお寺「 白毫寺 」に行ってきました。
白毫寺は若草山、春日山、南に連なる高円山(たかまどやま)の麓(ふもと)にあります
趣きある古びた石段を上り境内を右手に進むと、樹高約5メートル、樹齢400年と云われる大きな椿の木「 五色椿 (天然記念物)」があります。この椿は奈良三名椿のひとつとなっており、いまちょうど見頃を迎えていました。
散り始めた椿の花が石仏周辺を彩ります。
ハクモクレンの花も見頃を迎えていました。
青空に天然記念物の五色椿が輝きます。
「石佛の路」にある石仏。苔に覆われた中に落ちた椿が素敵でした。
境内のあちこちに椿の花が咲いています。
境内にはベンチも用意されています。静かな境内で思索にふけるのも良いかもしれませんね。
隠れた眺望スポットとしても知られる白毫寺は、境内から奈良盆地が一望できます。
中央右寄りの膨らんでいる山は生駒山。左隅の頂きは二上山です。右手奥(写真には写っていません)には興福寺の五重塔が望めます。
長い石段のあるお寺は奈良市内では珍しいそうです。
入江泰吉記念・奈良市写真美術館にも立ち寄ってみました。
高台に位置する白毫寺。五色椿や萩の花で有名なお寺で、創建は715年、山荘を寺としたと伝えられています。寺号の「白毫」は、仏の眉間にある白い巻毛のことだそうです。
この季節は、奈良の三名椿として知られる天然記念物の「 五色椿 」が咲いています。ひとつの木に様々な色の花をつけるのが特徴で、毎年花の見頃にあわせて多くの拝観者が訪れます。
隠れた眺望スポットとしても人気の白毫寺。
境内はたいへん静かな所で、心が休まります。展望所では、東大寺、興福寺、奈良市市街、生駒山方面等が一望できます。春日大社、新薬師寺、志賀直哉旧居、奈良市写真美術館、奈良公園なども徒歩圏内です!ぜひ足をのばしてお立ち寄りください。
【撮影日】 2019年3月27日(火)
【訪問地】 白毫寺 奈良市白毫寺町392
【拝観料】 大人500円、中高生300円、小学生200円
【拝観時間】 9時~17時
【駐車場】 近くに民間有料駐車場あり
【アクセス】
JR奈良駅、近鉄奈良駅
市内循環バス12分「高畑町」下車徒歩約20分