蘇武橋のエノキ。地域のランドマークとして愛されています。ここの赤い橋を渡ったら今井町。
今井町まちなみ交流センター花甍。観光案内所で地図をもらってからめぐりましょう。
豊田家住宅。屋号を表す木の文字が描かれています。
マンホールに家紋が。牛を繋ぐための金具が家紋になっています。
今井称念寺。1887年(明治10年)に明治天皇が宿泊されたそうです。
街並みは自衛のために曲がっていて先が見えない作りになっています。
上田家。南北のどちらかに面している家が多い中、この家は西に向いています。
大きな家がたくさん残っています。
豊田家資料館。すごく大きな木で遠くからでもすぐわかります。時代劇みたいな木です。
車で10分ほどで藤原京へ。
大和三山がきれいに見えます。
建物の支柱の跡を再現しています。とても大きいですね。
近くには橿原神宮があります。
明治時代に建てられた美しい本殿です。
すぐ隣には久米神社があります。
あじさい園が有名です。
今井町は室町時代(1532-1555)に一向宗本願寺の今井兵卿寿によって開かれました。
各地から商人、浪人を集めて町割をし四方に濠を巡らして自衛能力を高めました。
1568年に織田信長に敗れた後は大和随一の自治経済の町として発展し「大和の金は今井に七分」と言われたほど栄えました。
今井町の町並みは東600m、南北310m、周囲に堀を巡らせた城塞都市です。
伝統的な様式をもつ民家が現存していて町割りもほとんど当時のまま残っていますので江戸時代の雰囲気を感じることができます。
現在も酒屋などを営んでいる家も多く見応えがあります。
弥生時代から奈良時代までの約1100年奈良に政権があり、日本の礎を築いた時代のものがこうして残っているということは素晴らしいですね。
ボランティアの方がたが熱心に説明をしてくれます。
みなさんが今井町に誇りを持っていることが伝わってきます。
藤原宮跡が近くにあります。
大和三山がきれいに見渡すことができますよ。
藤原京は中国の都城制を真似て作られていて日本初の本格的な都城でした。
持統天皇が飛鳥から694年にこの地に都を移しました。
平城京、平安京を凌ぐ大きさでこの地で初めて「日本」という国号を使い、大宝律令が制定されて貨幣が発行されました。
そんな藤原京の時代は短く16年間でした。
近くには橿原神宮があります。
建物は明治時代に作られていますが、2600年前に「日本書紀」において日本建国の地とされています。
畝傍山の麓にありとても広くて神聖な感じがします。
隣にはあじさいで有名な久米寺があります。
たくさんの紫陽花が応えがあります。
あじさい園は400円で駐車場は無料です。