ものすごい人、人、人、そして車と観光バス。。。
奈良国立博物館で「第70回正倉院展」が開催されていることもあり、駐車場はどこもいっぱい。探すだけでも30分くらいかかりました。。。おかげでお腹もペコペコ。
以前から気になっていた近鉄奈良駅から徒歩3分の「煮干し中華そば 長田屋」に寄ってみました。煮干しの香りがお店の外にも漂っていて、なんとも食欲をそそります。
土曜日ということもあり、20席ほどの店内は満席。。。
注文したのはチャーシュー、葱、メンマ、海苔が盛られた「濃厚辛煮干し中華そば」で価格は850円とリーズナブル。
鶏白湯ベースのスープに煮干しの味をミックスさせた濃厚スープ。鶏とトロっとした豚バラ肉のチャーシューとストレートの細麺のバランスもよく、たいへん美味しいラーメンでした!
ご馳走さま~。
ラーメンを食べ終えたら
向かいにあるドーナツ屋「 floresta奈良本店(フロレスタ)」でサータ―アンダギーのチョコがけを注文。サータ―アンダギーと言うのは、沖縄県の揚げ菓子。20代前半に沖縄に2ヶ月ほど訪れたことがあって、私にとって思い出のお菓子でもあるのです。
というのも
夏の暑い、そして沖縄の一番忙しい時期に訪れたにもかかわらず宿も決まっていない・・・。汗タラタラ、カメラ機材を代車に載せながら宿を1件1件探し歩き、やっと部屋に空きがある民宿を見つけました。
手動ドアをガラガラッと開け、
「すみませ~ん、部屋の空きはありますかぁ?」
「うちは素泊まりだけ。食事は作らんけど大丈夫?」
「はい」
迷う余裕も体力もなく即答して、宿が決まりました。
宿泊中は、本当に何も作ってくれなかったのですが、唯一、戦後最大級(当時)の台風が来た日にカレーライスを作ってくれたのは嬉しかったです・・・
と思うのも束の間。
「カレー粉がないから、誰か買ってきてー!」
民宿の皆でブッたまげました。(笑)
宿泊客の皆でトランプをして負けた人が買いにいくことになり、なんと私が負け。。。なんのための” 宿待機 ”と思いながら・・・土砂降り強風の中、傘もささずにコンビニまで買いにいったのを覚えています。いま考えると危なかったなぁと反省。。。
その日の夜は電気も使えず、ロウソクが配られたのもいい思い出です。
それともう一つこの宿の思い出と言えば、
サータ―アンダギー!!!
ちなみにサーターは砂糖、アンダは油、アギが揚げを意味しています。
民宿のおばちゃんがなぜ「サータ―アンダギー」を作ってくれたのか今も謎。宿泊客はみな喜んで食べていて、あまりに喜んで食べるものだから、 「サータ―アンダギー」 が無くなると作ってくれるようになり、次第に誰も食べなくなりました。(笑)
元々パン好きなこともあり、皆が食べなくなっても私だけ食べていたような。。。暑い日差しの中で食べる表面がサクサク、中がシットリしたサータ―アンダギーがこれまた美味しいのです。
そのサータ―アンダギーが、ココ奈良でチョコがけで食べれるからダブルで嬉しい。
ちなみにサータ―アンダギーのフルチョコがけは裏メニューで、食べたい人は、ドーナツ屋「floresta奈良本店(フロレスタ)」のご主人に相談してみてくださいね。
↑ これが裏メニューのサータ―アンダギーのチョコがけ。。。
夏場はベトベトになるからダメだろうけど、この季節は実に美味しく食べれる最高の一品!この日は2個買って、その日のうちにペロリと完食。
ぜひお試しあれ。
陽が山に隠れる30分前に若草山の展望所に到着。
木々が赤くなっているものもあり、美しい光景でした。たくさんの人が思い想いの場所に座り、陽が沈むのを眺めていました。
この角度からみる山の景色も素晴らしいですね。
山全体が芝生でおおわれた若草山は、三つの笠を重ねたようなので「三笠山」とも言うそうです。
静かに陽が沈み、秋色の空が奈良のまちを包みます。中央右下に見えるのは東大寺。
いよいよ紅葉まつりが始まります。たのしみですね。
【撮影日】 2018年11月3日(土)
【訪問地】若草山
【拝観料】無料
【拝観時間】24h
【駐車場】 無料駐車場あり(新若草山ドライブウェイ 有料道路)
【アクセス】ハイキングの場合、山麓の北または南ゲートから30分程度
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