生駒市西畑町の棚田
眺めも抜群です。
美しい棚田が広がります。
生駒大社御小麦畑 火祭り保存会の看板
生駒大社の火祭りに使われる松明用の藁はここで栽培されているんですね。
急勾配のトンネル
トンネルを抜けたら頂上です。
今も茶屋があります。
絵葉書などにも描かれています。
綺麗に舗装されているので歩きやすいです。
暗峠近くの棚田を見に行ってきました。
本当は田植え直後に棚田に映る夕日を見に行きたかったのですが豪雨が続いてにょきにょき稲が育ってました。。。
それでも緑の棚田はとても美しかったです。
暗峠は生駒市西畑町と大阪府東大阪市東豊浦町との境にある峠です。
古くは闇峠とも書かれ、傾斜の激しい道路です。
生駒山地を越えて奈良側と大阪側を結ぶ街道は北から中垣内越(古堤街道)、暗峠(奈良街道)、十三峠越(十三街道)、亀ノ瀬越(北八尾街道)などがあります。
この中で生駒山頂の南側の暗峠(標高455m)を超える暗峠奈良街道は大阪と奈良間を最短距離でつなぐ八里八町(約34km)の道です。
この街道の難所である暗峠には石畳が敷かれ、「河内屋」「油屋」など20件近くの茶屋や旅籠があり、伊勢参りの人々で賑わいました。
そして頂上の手前には美しい棚田が広がり、奈良市街を一望できます。
中には「生駒大社御小麦畑 火祭り保存会」があり、ひときわ美しい棚田でした。
生駒神社の火祭りの松明用の藁がここで栽培されているようでした。
棚田はボランティアのかたが管理されているようで、ボランティア募集の看板などもありました。
周辺では紫陽花や合歓木、そして8月には稲に花が咲く様子なども楽しめます。
ホトトギスの鳴き声も聞こえてとてものどかなところです。
急な坂を上がると暗峠のトンネルが見えます。
急勾配なので大きい車は注意が必要です。
短いトンネルを抜けると石畳の道に出ます。
石畳は江戸時代の参勤交代の時、お殿様のカゴが滑らないように敷かれたそうです。
今の石畳はコンクリートが混じっていますのでのちに新しくなったものでしょうね。
頂上には県境の看板があります。
大阪側はさらにS字がきつい急勾配ですし、猛暑でしたがハイキングの方もいらっしゃいました。
秋の夕日に染まる黄金色の稲も素敵でしょうね。