石光寺は二上山の麓にあります。二上山が近すぎて見えないくらいですが、とても素晴らしい景色です。
今年は暖かい日が多いのでもう蝋梅も満開です。
春を告げる黄色い蝋梅を見ると嬉しくなります。
本当にたくさんのお花が芽吹き始めています。
梅もこの通りもう咲き始めです。
寒牡丹。冬牡丹はもっと華やかですが、種類が全く違うそうです。
小さい草花がいっぱいで可愛かったです。
まだお正月が過ぎたばかりでしたが、寒い時期にもたくさんのお花が咲くんですね。
塔の大基礎 三段の繰り込みになってい流のはとても珍しいそうです。
カンザキアヤメ 冬に咲くと華やかですね。
紅葉した葉も結構残っていて綺麗でした。
椿も様々な種類が満開です。
ランチは近くの道の駅かつらぎで。
大和ポークのとんかつ。美味しかったです。
石光寺では早春の花が咲き乱れとても綺麗です。
石光寺は関西花の寺霊場にも指定され、一年を通じてお花が多いお寺として有名です。
今年は例年より暖かいのかもう蝋梅が満開を迎えています。
梅やカンボケ、水仙、カンザキアヤメ、椿などたくさんのお花が見頃を迎えています。
石光寺は670年ごろに天智天皇の勅命により堂を建立し、「石光寺」の名を賜り弥勒菩薩を本尊として祀ったのが始まりとされています。
その頃、この地に光を放つ三大石があり、掘ると弥勒菩薩の石像が現れたそうです。
この石仏が発掘によって出土し、展示されています。
とても大きくてゴツゴツとした素朴な石像です。
近くには中将姫ゆかりの當麻寺がありますが、こちらも中将姫が井戸で染糸を洗い5色に染め桜の木に掛けて乾かしたと言う井戸と桜の木が残っています。
その井戸を「染めの井」といい、そして桜を「糸かけ桜」と言います。
そのことからこのお寺は「染寺」とも呼ばれています。
石光寺では寒牡丹の栽培に力を入れています。
寒牡丹と冬牡丹は同じものだと思っていましたが、全然違うものだそうです。
お近くの當麻寺では冬牡丹が有名ですが、これは春牡丹の品種を1.2月に咲くようにビニールハウスで育てて外に移し替えたものだそうで、花がとてもゴージャスです。
冬だと知らずに咲いています。
こちらの石光寺では寒牡丹を栽培されていますが、寒牡丹は春と冬に花をつける二期咲のもので、冬に冬と認識して咲きます。
葉っぱがほとんどなく人の手を介さずに咲きます。
このため天候に左右されますが、咲いたときはとても雰囲気があって美しいです。
また自然のままに咲くので造形に味わいがあり、30年でも咲くものがあるそうです。
似ているけど全然違うものなんですね。
どちらもとても綺麗で素敵です。
春には枝垂れ梅や桜、そして5月には芍薬が一面に咲いてとても素晴らしいみたいなのでまた来たいと思います。