キヤノンがいよいよフルサイズミラーレス「EOS R」を発売!
現在は、予約販売のみ10月下旬にも発売される見通しで、価格は237,000円(税別)。フルサイズミラーレスボディに加えて今回は4本の「RFレンズ」も用意されています。
もちろん今までの「EFレンズ」や「EF-Sレンズ」は使用可能。
EOS Rのスペックは
有効画素 3030万画素
撮像素子 フルサイズ36mm×24mm CMOS
撮影感度 ISO100~40000
連写撮影 8コマ
シャッタースピード 1/8000~30秒
記録メディア SDカード、SDHCカード、SDXCカード
撮影枚数 ファインダー使用時:350枚、液晶モニタ使用時:370枚
重量 580g
その他機能 ゴミ取り機構、バリアングル液晶(可動式モニタ)、タッチパネル、USB充電、防塵・防滴、ライムラプス機能など。
AF(オートフォーカス)性能もアップしていて、従来のキヤノン製一眼レフやミラーレス以上に高速で高精細、追従性能も向上し、AFスピードはフルサイズカメラとして最速の0.05秒。。。
なんとEOS-5D Mark Ⅳ よりも速い。。。
そして気になるその他の機能は・・・
1)肉眼では確認の難しい暗所もAFでのピント合わせが可能になっている
2)電子シャッター対応で「サイレントシャッター機能」をONにすると無音での撮影が可能
3)レリーズタイムラグはEOS5D Mark Ⅳの0.058秒より速い0.050秒に
4)バッテリーはEOSシリーズの「LP-E6N & LP-E6」に対応
5)RFレンズ RF28―70mm/F2 L USM ズーム全域で絞り解放F2を実現したズームレンズの発売
6)既存のレンズが使えるマウントアダプターが用意されている。NDフィルターやPLフィルターが付属するモデル(ドロップインフィルター)もある。
このPLフィルターを装着可能なマウントアダプターは、レンズのフィルター径を気にしなくて良いので、高価なPLフィルターをいくつも購入する必要がなくなります。
7)シャッターの耐久は約20万回を達成。
公式サイトでは「電源OFF時はレンズ交換をする際のCMOSセンターへのゴミやホコリの侵入を抑えるため、シャッターが閉じる仕様を採用しています」とありました。。
文頭の「電源OFF時」というのが少し気になりますね。現在レンズ交換をするときは、わざわざ電源OFFにはしないので、もし電源をOFFにしないといけないのであれば少し面倒かも・・・慣れれば大丈夫かな。
8)Fvモード搭載
Fvモードから切り替えることなく、自由に露出変更(Av、Tv、M、ISOオートなど)が可能
8番のFvモードというのは、EOS初の機能にもなっていて、
Fvモードにしておくと、シャッタースピード、絞り、ISO感度を自由に変更ができる機能です。
これは非常に便利ですね。
と言うのも、一眼レフやコンパクトデジカメには「P(プログラム)」「Av(絞り優先)」「Tv(シャッター優先)」といったモードダイヤルが付いていると思いますが、これらを一つのモードで対応できるようにしたものが「Fvモード」になります。
たとえば
風景を絞り優先モード(Avもー)で撮影していて、急遽シャッタースピード優先に変更したいこともありますよね。その時の作業としては
Avモード ⇒ Tvモード ⇒ シャッタースピードの調整
です。
新しい「Fvモード」では、Avモードのまま任意のシャッタースピードに直接変更して撮影することができます。
いろいろと戦略もあると思うので仕方がないとは思いますが、正直この機能は、EOS 5D Mark Ⅳ にも搭載してほしかったですね。。。(^▽^;)
ちなみに発売が予定されているレンズの価格は
1)RF24-105mm F4 L IS USM 155,000円/EOS Rに適した小型設計
2)RF50mm F1.2 L USM 325,000円/最短撮影距離は0.4mm
3)RF28-70mm F2 L USM 420,000円/ズーム全域で開放F値2の大口径標準ズームレンズ
4)RF35mm F1.8 MACRO IS STM 75,000円/重量305g
2019年以降は、F2.8 通しのLズームレンズなどの発売が予定されています。
軽くてコンパクトな高機能モデル、たのしみですね。
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