本薬師寺のホテイアオイを見にいってきました。
すみれ色のホテイアオイとピンクの蓮の花が最高に綺麗でした。
正面の山は大和三山の1つ畝傍山です。
本薬師寺跡は右側の小山のあたりにあります。
一面のホテイアオイ。 見頃です!
青空と一面のホテイアオイが素晴らしく、またそばには水田も広がり絶景です。
蓮の花も咲いていました。
ホテイアオイは外側に向かって花が咲くのでどこから見ても正面のように見えて華やかです。
水田の緑も美しくてのどかな光景です。
一面にびっしり咲いているのも壮観ですが、水辺に咲いている姿もとてもいい感じでした。
本薬師寺跡(もとやくしじあと)のホテイアオイを見に行ってきました。
一面にすみれ色のホテイアオイが広がり素晴らしい光景です。
本薬師寺は金堂や東塔、西塔の跡が残っています。
本薬師寺は680年に天武天皇が皇后の病気が治ることを祈願して発願したお寺で、698年に完成しました。
藤原京の四大寺の1つに数えられています。
伽藍配置は現在西の京にある薬師寺と同じです。
ですので本薬師寺は平城京遷都に伴い奈良に移りますが、建物や仏像なども全て平城京に移ったのか、という点が長い間問題になっていたそうです。
しかし最終的に平城京の薬師寺は藤原京の薬師寺(本薬師寺)を移築したものではなく、本薬師寺に倣って作られたものだと確定したそうです。
こういうことを知ると奈良時代の世界を見れたらいいのになぁと思います。
ホテイアオイは米の生産調整の一環として休耕田を利用して植えられています。
地元の小学校のみなさんも協力して植えられたそうで看板も出ていました。
花は8月下旬から9月下旬にかけて咲き誇りますが、もうすでに見頃を迎えていると思います。
ホテイアオイは葉柄(茎の根元)の中央部が膨れ、これが浮き袋の役割を果たしています。
名前の由来は七福神のひとり、布袋様のお腹に似ていることからこのように呼ばれています。
同じエリアに蓮の花も咲いていてとても華やかです。
ホテイアオイは蓮の花と同じく、朝の日差しで花開き、夜になるとしぼみます。
特に日差しの強い日はたくさん花開くそうです。
ですので水田いっぱいに咲いた次の日は全く咲いていないこともあるそうですよ。
見頃は9月末までですのでまだまだ楽しめますね。
秋には彼岸花も美しいそうです。