1日に約1升ものお酒を飲むほど酒好きだった「横山大観」。
” 大観 ”という名は、法華経からとられた雅号で、お酒の席で「これがいい!」と決まったというから大観らしいですね。
その横山大観の生誕150年を記念して、代表作を網羅した大回顧展が京都国立近代美術館にて開催されています。
大きな看板「紅葉(こうよう)」が目印。
先週の大雨と、3連休の初日(7/14土曜日)、会期最終日が近いことも重なって、朝から多くの方が訪れていました。
美術館3階に上がると
まず目に飛び込んでくるのは、中国古代の楚(そ)の政治家で、固い信念と世の汚濁にそまらなかった「屈原(くつげん)」。大観の代表作ですね。
横幅約3mもの大きなキャンパスに、高潔な蘭の花を手に、遠くを見つめる屈原が描かれています。風を感じさせる衣服の乱れに、見つめる先の空間を狭くしたのは、楚の将来に絶望し、自ら命を絶った屈原を表現しているのでしょうか。背中側の空間を大きく確保した非常に難しい構図にも驚かされます。
さすがですね。
横山大観展の会期は、2018年7月22日(日)までとなっています。
この機会を逃したら、次回は10年後???
この機会をお見逃しなく!
横山大観展・観賞後は、
毎月第二土曜に岡崎公園にて開かれている「平安楽市(へいあんらくいち)」に立ち寄ってみました。
京都国立近代美術館から歩いて3分くらいの所です。
さすがに37度を超える暑さにもなると、水分を補給したくなりますね。
全体的にお客さんも少なめに感じましたが、氷屋さんの前には、行列が・・・。
今日は、自分でも驚くほどの水分摂取量で、
持参した水500ml、缶ジュース2本(350ml)、ポカリスウェット1本(500ml)を飲み干し、自宅に戻ってからもフルーツジュース3本(160ml/本)にて喉(のど)を潤しました。
「平安楽市(へいあんらくいち)」には、
ミニ盆栽や味わいのある手づくり陶器、オリジナルバック、オーガニック食材など、他では見つけられないオリジナル商品がたくさんありますので、見ているだけで楽しめます。
上の写真は、手づくりどんぐりゴマ。
柄の部分を回すと、クルクルと回り始めます。
木目、色合いも素敵で、玄関に2~3個(1個500円)飾っておいても良さそうですね。。。
毎月出店しているお店もあれば、隔月、半年に1回など、店舗によって異なりますので気に入ったものが見つかったら、購入しておくことをオススメします。
暑い日差しの中、きれいな花が目を惹きました。
これ造花・・・
と思いきや、なんと生花で着色もしていない自然乾燥だけで仕上げたドライフラワー。
色合いも花のバランスもよく、プレゼントにもよさそうですね。
店舗名「MIZUKI」。@800円~
上の作品は、「アウラ・ロコ工房」さんのシンプルでかわいいネコのリングや置物。
真鍮やシルバー、18金などを使って、国内デパートや海外ギャラリーでも販売しているそうです。
工房見学も可能とのことなので、興味のある方はぜひお立ち寄りください。
アウラ・ロコ工房/富永 大士
京都市上京区伊佐町233 ,385place 506号室
横山大観展は、7/22まで。
会期終了まで残りわずか。ゆっくり楽しまれたい方は、朝一番が人も少なくオススメですよ。
【展示日】後期2018年7月3日(火)~7月22日(日)
【美術館】 京都国立近代美術館 京都市左京区岡崎円勝寺町
【観覧料】 大人1500円、大学生1100円、高校生600円
【時間】9:30~17:00
【駐車場】 近隣に有料駐車場あり
【アクセス】地下鉄東西線「東山」駅下車 徒歩約10分
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