宇治の紅葉を見てきました。
紅葉は11月下旬が美しいようですが、桜など所々綺麗な紅葉を見ることができました。
興聖寺は「宇治十二景」の一つとされ、約200mの「琴坂」の紅葉が素晴らしいと言われています。
私が行った日は紅葉には少し早かったですが、山門のあたりだけ綺麗に紅葉していました。
竜宮城のような珍しい山門が特徴的でした。
本堂内の拝観は別途料金が必要ですが境内は見学自由です。
立派な庭園で作り込まれた美しさがなんとも言えず迫力がありました。
興聖寺 山門の白い壁に紅葉が映えてとても印象的です。
この辺りだけ紅葉が進んでいました。もう少しするとこの琴坂が一面紅葉になるみたいです。
本堂 苔と手入れされた庭木がなんとも言えず迫力がありました。
琴坂の由来は参道に流れる湧き水が琴の音色に似ているからだそうです。静かに参りたいですね。
この門から車で入ることができます。登りきった左に駐車場があります。
境内には苔がびっしり。迫力のある力強い苔でした。この日も丁寧に手入れされていました。
興聖寺の前は宇治川です。雄大な流れを見ながらゆっくり歩くのが一番ですね。
中村藤吉本店へ。外国人にも大人気で45分ほど並びました。
次は中村藤吉本店へ。
宇治は宇治茶が有名でお茶の名店がずらり並び激戦区です。
宇治川があることによってお茶の栽培に適した湿度をもたらし、宇治川から立ち上る朝露がお茶の栽培にふさわしい、と足利義満が茶園を作るよう命じたそうです。
それ以来最高級の本茶の産地として知られています。「中村藤吉」は1854年に創業しました。
当初は丸屋藤吉(まるやとうきち)を名乗っていた時期があり、その時に丸の中に「十」が描かれた屋号が誕生したそうです。
今回は45分ほど並んで入りました。
店内は床暖房でとても暖かく冷たい善哉なども美味しくいただけるようになっていました。
ボードに名前を書いて待つ間にお土産物などを見て過ごしました。
お庭には大きな松の木が。樹齢250年だそうで支えが必要なくらい大きく育っています。
外で待つ間寒くないように火鉢がありました。とても暖かいものなんですね!
一番人気の生茶ゼリィ プルプルしていてとても美味しかったです。
私は一番人気の生茶ゼリィを注文しました。
生茶ゼリィとは毎日石臼で抹茶を挽き、その挽きたての抹茶をすぐにゼリィ仕立てたもので新鮮でとても美味しかったです。
生茶アイスクリームや甘みを抑えたあずき、白玉がとても美味しく大満足でした。
平等院鳳凰堂。紅葉も綺麗でした。
そのあとは歩いて平等院鳳凰堂へ。
世界遺産にも登録されていて人気も高く多くの観光客で賑わっていました。
紅葉も美しくて一番見ごろの時期だと思います。
11月18日から12月3日まで夜間特別拝観が行われます。
紅葉と鳳凰堂のライトアップも美しいでしょうね。平等院鳳凰堂は藤原氏ゆかりのお寺で平安時代後期のものです。
十円玉にも描かれている通り日本の代表的な建物です。
十円玉と一緒に撮影する人がたくさんいました。
一万円札の裏にも平等院鳳凰堂の鳳凰が描かれています。
観光客が多くて正面から撮るのは至難の技でした。また逆光なので難しかったです。
前の宇治川。白い橋と赤い橋が架かっています。屋形船ものんびり楽しそうでした。
宇治川沿いの桜の木も紅葉しておりのんびり散策する人も多かったです。
山々の紅葉はもう少し後かもしれません。
山々が赤や黄色に染まるとさらに美しいでしょうね。
平等院鳳凰堂
【住所】〒611-0021
京都府宇治市宇治宇治蓮華116
【TEL】0774-21-2861
【拝観日】年中無休
【拝観時間】
庭園
開門午前8:30 閉門午後5:30
受付終了 午後5:15
平等院ミュージアム鳳凰館
開館 午前9:00 閉館午後5:00
受付終了 午後4:45
鳳凰堂内部
受付 午前9:10から午後4:10
【拝観料】
大人600円
【アクセス】
JR宇治駅下車徒歩10分
京阪電鉄宇治線「宇治駅」下車徒歩10分
中村藤吉郎本店 宇治本店
京都府宇治市宇治壱番十番地
TEL:0774-22-7800
営業日
銘茶売場:10:00-18:30
カフェ:10:00-18:30(受付終了17:00)
平等院鳳凰堂夜間拝観の時期は延長
営業時間カフェ閉店20:00(受付終了19:00)
名車売場:閉店20:00
予約不可
混雑状態によりはやく閉店する可能性があります。
平等院鳳凰堂の近くには中村藤吉本店 平等院店もあります。
平等院店ではテイクアウトもできますのでぶらぶら散策しながらいただくのも楽しいです。