東寺の弘法市(骨董市)に行ってきました。
弘法市は、毎月21日に東寺にて開催されています。そのほかにも毎月第一日曜日に開かれている「骨董市(がらくた市)」がありますが、どちらも「骨董市」と呼んでいる方が多いようです。
東寺の境内で毎月21日弘法市が開催されるようになったのは、弘法大師(空海)が嵯峨天皇より管理を任されたゆかりの深いお寺であることが関係しています。
弘法大師(空海)の命日でもある21日に参詣すると功徳(くどく)があると言い伝えられ、次第に沢山の人が訪れるようになりました。参詣者にお茶や和菓子を提供し始めて、現在の形となりました。
近鉄東寺駅前
東寺最寄の駅「近鉄東寺駅」前です。
毎月21日は東寺で弘法市(骨董市)が開催されますので、にぎやかになります。上写真では年配者が多い印象ですが、20代、30代の方も多く訪れています。
東寺周辺の駐車場
21日の弘法市の日は、東寺周辺の駐車場はどこも満車です。。。
早朝から訪れる方は問題ありませんが、10時前後になると裏道にある少し離れた駐車場も「空き」を見つけるのが難しくなってきます。
近鉄東寺駅から東寺は歩いて10分ほどです。
東寺駅から東寺までは分かりやすい案内が出ており、初めて訪れた方も迷わずに行けると思います。
東寺・弘法市に訪れる時間帯によっては、駐車場を探すだけで20~30分かかる可能性があります。公共交通機関でアクセスできる場合は、電車の利用が良いかもしれません。
東寺 弘法市(骨董市)
東寺・五重塔前交差点。
混雑回避のため東寺・五重塔前の交差点で、五重塔(写真)右手方面にある東門に案内されました。
東寺の東門前ではミカンが売られていました。木の板一枚引いてカゴに盛って売るスタイルもいい感じですね。
試食させてくれたのですが、甘くておいしかったです。
露店の数 1200店
年末のような人混み。
あまりの人の多さにびっくりしましたが、
門をくぐってさらに驚きます。
所狭しと露店が並び、
その数なんとなんと1200店!!!
開催される日によって露店数は前後するかと思いますが、それでも1000店超というのは見ごたえがあります。
どこか懐かしい光景に気持ちもワクワクしましたが、だれもがお店に並べられた商品に目がいっていて、とにかくよくぶつかります。(笑)
カメラなどを落とさないようご注意ください。
干し芋、タイ焼き、金平糖などいろいろ売られていて見ているだけで楽しいです。
何やらおじさんが質問をしてました。
気軽に話しかけることができるのも東寺・弘法市の魅力です。
研がれた刃物。よく切れそうですね。
東寺の弘法市(骨董市)には、甘味系もたくさん売られてますので食べ歩きもたのしいです。
少ないですが、おもちゃなども売っているお店もありますので、お子さまからシニアの方まで楽しめます。
奥に見えるのは五重塔です。
『 DEEP BLUE 』というお店。
素敵な亀のペンダントが売られてました。左端の亀が欲しくなり迷いましたが、今回は見て楽しむことにしました。
外国から友人、知人が京都に来たときは、日程が合えば「弘法市」はおススメですね。
お店に並んでいたディスプレイガラス管。キャップは流木から手作り。
ガーデンラック。
Beach Lumberというお店に売ってました。
弘法市(骨董市)に訪れている人ができるだけ後ろ姿になるよう撮りましたが、撮影もたいへんです。。。
かわいい箸置き。
1個200円!
どのお店も人でいっぱい!
おいしそうな匂いが漂う中、食べ歩きをしている人もたくさんいました。テーブル、椅子が用意されているポイントもいくつかありましたが、どこも満席。
眺めているだけでも十分楽しめますが、ランチは持っていかない方が楽しさ10倍!
私はお惣菜パンを持参してしまったので、香りでガマン。。。
南大門に近づいてきましたが、ご覧の通り。
手前の白い箱は「ちりめん」。いろいろな種類があり美味しそうでした。奥に見えるのは国宝の金堂。
弘法市(骨董市)をゆっくり楽しみたい方は、平日の時に訪れてみてください!
今回私が訪れた日は、新年最初の21日、しかも日曜日。混雑必至。ゆっくり周ると3時間はかかります。平日でも2時間はかかりますので時間に余裕をもってお訪ねください♪
【訪問地】 東寺
【所在地】京都市南区九条町1
【拝観料】 境内は無料
【拝観時間】弘法市は5時am~16時
【駐車場】 弘法市の時は近隣の有料駐車場。
【アクセス】近鉄「東寺駅」下車 徒歩10分、JR「京都駅」(八条口)下車 徒歩15分