国内で唯一、古代の東西両塔が残る當麻寺(たいまでら)に行ってきました。
桜も見頃を迎えていましたが、まだ人も少なくゆっくりと拝観することができました。
境内を彩る華やかな桜の花が、品のある建造物とマッチして見ごたえのあるお寺です。
シャクナゲ、牡丹(ぼたん)の季節は、たいへん多くの方が参拝されるそうですが、桜シーズンもおすすめです!
當麻寺に到着。天気もよくて清々しい気持ちです。
最も近い駐車場。時間制限は書かれていないのですが、3時間と言われました。季節によって変わるのかな。
當麻寺の仁王門前。桜も満開でした。
国宝にもなっている日本最古の梵鐘で、第二次大戦中に供出を求められ、溶かされる寸前だったそうです。
仲之坊入口。
静かな佇まいで、青空に桜と白壁が美しい境内でした。
左から金堂、曼荼羅堂、講堂。丁寧な造りを感じさせる建物で、品のある空間に桜がきれいに咲いています。
奥に見えるのが西塔。
これまで一度も一般公開されることのなかった三重塔内部。1300年祭の時に初めて公開されたそうです。
護念院から。西塔を間近に見られます。
趣きのある石階段を歩きます。
樹齢300年のしだれ桜。屋根より高く成長し、見ごたえのあるきれいな桜でした。
国宝の西塔です。
苔の上に散る桜の花びらがきれいでした。
下り階段。すべらないように気を付けて!
白壁がきれいな道でした。昔は屋外灯も少なく、暗い道を歩くにも良かったのかもしれませんね。
シャクナゲ、牡丹(ぼたん)で人気の西南院入口。雲が多くなってきました。
似たような場所で遊んだ記憶がよみがえる雰囲気の道。塀の上も歩いたなぁ・・・。
奥院につながる門。
どこか懐かさを感じてしまいます。
まだ人も少なく、ゆっくりと過ごせました。
奥院入口。浄土庭園では、これから牡丹、シャクナゲ、藤、シャガ等の花が楽しめます。
仁王門に戻ってきました。
仁王門前のお茶屋。お茶、コーヒーでもどうぞ!
お昼時に食べてみたい釜めし「玉や」。注文してから作りだすそうなので、空腹の場合は要注意。。。
当麻寺駅までは約15分程度とのこと。
手作り感ある「とまれ」標識。子供の頃は、こういう道を走りたくなるんですよね。気を付けて!
駅から来ると細い静かな道を歩いていると當麻寺が見えてきます。三重両塔も見えます。
【訪問地】 當麻寺 〒639-0276 奈良県葛城市當麻1263
【TEL】0745-48-2001
【拝観料】奥院300円
【駐車場】500円
【アクセス】
近鉄・南大阪線「当麻寺」駅から徒歩約15分
奈良・京都からは「橿原神宮前駅」から準急「阿部野橋行」で約15分