な、な、なんだこのバスは?!
トトロに出てきそうなレトロなバスが後ろに停まった。
すぐにコンパクトデジカメを取り出し、手を伸ばして「カシャッ」。
調べてみると、このバスは1966年から79年まで乗り合いバスとして運用されていた車種で、現在所有するのはこの1台のみ。車体は当時のままなので、ハンドルは重くエアーサスペンションもないので乗り心地は悪く、エアコンの効きも悪いそうだ。(笑)
2013年に奈良交通が「奈良県バス100周年記念」で「ボンネットバス」を復活させ、「奈良公園三名所」を期間限定で走らせていた。最近では京都府木津川市内の社寺などを巡るツアーを開催していたとのこと。
現在は、展示などの催しがある程度で、一般の方が乗れるイベント予定はないそうだ。
この日、走るボンネットバスが見れただけでもラッキーな話で、橿原市で展示イベントがあり、向かっている所だったそう。
ちょうど左側に駐車できたので、車を停めて後ろからも撮影してみた。
なんとも可愛らしいバス。
乗ってみたい!
奈良交通に確認してみると、
しばらく乗車イベントはないので、定期的に連絡をして確認するしか方法がないとのこと。
京都や奈良のお寺だけでなく、公共バスや路線バスも当時のデザインを復活させて懐かしいレトロな雰囲気を味わってもらうのも観光として世界にアピールできるように思う。インスタ映えもしそうだよね。
もちろんエンジンは最新のものを使って、エアコンは効くようにしてもらいたい。
費用の捻出にはクラウドファンディングを使えば、賛同してくれる人もでてくる・・・はず。(笑)
懸念材料は、自動運転車両のシェアが高くなっていくと、こういった古い車輌、自動運転機能を搭載しない車に対しての車検・維持の処遇が国の判断で変わってくること。
他にもいろいろ問題はあるけれど、IT普及で失われていく雇用に対して、新たに生み出す・維持するための施策としても検討の余地があると思う。
国は観光立国として目標を定めているし、行政と協力しながらぜひ「ボンネットバス」の復活に挑戦してみてほしい。
奈良交通バス ボンネットバスお問合わせ
TEL:0743-58-3030
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