少し暑さも和らぎましたかね。。。( ̄ω ̄;)
今年は38℃超も体験して、32、33℃がありがたいと思える不思議な夏となりました。
さてさて
これからハイキングにお出かけになる方も多いと思いますが、最近はクマの目撃情報も多くなってきています。
そこで今回は、「クマよけ鈴」と「熊撃退スプレー」の2点をご紹介いたします。
私が持ち歩いている「熊撃退スプレー」はこちら。
長さ12.5㎝ほどのコンパクトタイプ。20㎝くらいある大きな容量の方が安心ですが、持ち運び不便なので小さいものを持ち歩いています。
熊撃退スプレーを収納するケースは、別売りになっていることが多く、使い勝手を考えると購入しておいた方がいいような気がします。リュックなどに入れておいても慌ててしまうとスプレー缶を見つけることができず、何の役にも立ちません。
ホームセンターなどに行けば、スプレー缶の入るケースが売っています。もしくはコンパクトケースなどに入れて持ち歩いてもいいかもしれないですね。
この熊撃退スプレーを実際に使ったことはないのですが、以前にテスト噴射をしたことがあります。
そのとき風は吹いていなかったのですが、空気中にスプレーの中身が微かに残っていたのか、中身をわずかに吸い込んでしまい、それはそれは大変でした。
「ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ」
「ゴホッ、ゴホッ」
主成分は唐辛子で、まず咳が止まらなくなります。(苦笑)
唾(ツバ)が飲み込めないほど咳が出ますので、輝く涙、鼻水、唾液が顔一面に広がります。おそらく目に入ったときは、開けていられないほどの痛みが続くのでしょうね。
私が吸い込んだのは、ほんとわずかな量だったと思いますが、しっかり熊の顔に向けて噴射ができれば効果は高いと確信しました。(笑)
熊に遭遇して、少しでも余裕があれば風向きなども確認できるといいですけどね。
まぁ命がかかってますから、とにかく熊の顔に噴射です。
スプレー缶の大きさによって、噴射できる秒数が異なります。
私の持っている小さなスプレーは、おおよそ3秒、大きなもので7~10秒と言われています。
小さいスプレーだと噴射時間3秒と短いので、実際に使用するときは2~3回にわけて
狙ったほうがいいでしょうね。
缶の裏側には、赤文字で大きく
「高温に注意」
と書かれているのですが、今年の夏は酷暑でしたからねぇ。
高温にすると破裂の危険があって、温度が40度以上になる所に置かないことも明記されています。
車の中にリュックを置いておいたこともあったなぁ・・・。
いまここにあるということは大丈夫だったわけですが、缶の変形が少し気になるところ。
上の写真でも上部がデコボコになっているのがわかると思いますが、実際は(下写真)こんなにつぶれています。
リュック上部にある地図などを入れておくスペースに入れておいたのですが、暑さで変形したようにも見えます。
ちなみにクマ出没情報などがある所では、夏であればカーゴパンツのポケット、冬であればジャケットのポケットに入れています。
落ち着いて取り出す練習などもしておくといいかもしれません。
それでは使い方をご説明いたします。
熊撃退スプレーの使い方はカンタンで、
まず「USA」と書かれたフタが動くようになっているので、
これを親指で持ち上げます。
※メーカーによって書かれている文字などは異なりますが、仕組みは同じです。
フタを持ち上げると、上の写真のようなボタンには見えないボタンが現れます。
中に「PATENT USA」と書かれている所がボタンになりますので、熊が近づいてきたときはココを押して撃退します。
↑ 最近のタイプは、小型タイプもノズルが変わり使いやすくなりました。
興味のある方は、リンクをクリックして詳細を確認してみてください。
使い方は消火栓と同じイメージで、オレンジ色のピンを引き抜き、V字になっているレバーを押すと噴射されます。顔の部分に噴射できれば効果が高いので、できるだけ熊を引き寄せて噴射をします。
クマ対策として「クマよけ鈴」の携帯もおすすめです。
費用も500円くらいから2000円程度。
これが私の使っているベア鈴。
クマさんの住処(すみか)にお邪魔しているのは人間なわけで、熊撃退スプレーはできるだけ使わない方がいいですよね。
こちらの存在に気づいてもらえるようリュックなどに「クマよけ鈴」を付けるのも一案です。
常にクマよけ鈴をリュックつけておいてもいいのですが、
必要のない所やハイカーの多い場所では、鳴らさない方がベスト。
ベア鈴は「うるさい」と感じられる方もいるようで、ときどき山のブログなどでコメントを見かけます。
上の黒い袋は、鈴の消音カバーです。
このタイプは袋にマグネットが縫いつけられていて、
鈴の部分にカバーをかけると、鈴の中身が固定されて音が出なくなります。
よく考えられてますね。
袋に入れると、こうなります。
消音ケース付きのものは
まだまだ製品数が少ないのですが、下のハイマウント社のものは874円と、
お求めやすい価格なのでオススメ。(2018年8月現在)
↑ 商品詳細は、こちらをクリックしてご確認ください。
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