今回は、アウトドア、スポーツ観戦、美術鑑賞におすすめの双眼鏡、単眼鏡をご紹介いたします。
一般の方が双眼鏡・単眼鏡を使用する機会、必要と感じる場面というのはそれほど多くはないのですが、スポーツ観戦やコンサート、美術鑑賞、動物ウオッチング、キャンプなど、あると便利なシチュエーションがいろいろありますので、ぜひご検討ください。
双眼鏡(or 単眼鏡)を購入するときは、
「覗いたときに大きく見えるものがいい」
と考えてしまうものですが、軽くて小さいものにしておくと後々使用頻度が高くなります。
双眼鏡&単眼鏡の選択は「大きさ」と「重さ」も重要
双眼鏡と単眼鏡を選ぶ際、気になるのは倍率ですが、スポーツ観戦、コンサート、ミュージカルなど用途が複数ある場合は、大きさと重さに重点を置いたコンパクトなものがオススメです。
↑ 20年以上前に購入したニコンの双眼鏡。
両手を使ってホールドするので安定感もありますし、両目を使うので見やすいのですが・・・。
大きいと感じるサイズには個人差ありますが、この双眼鏡を使っていて大きく重いと感じ始めてから最近はほとんど出番がなくなりました。
単眼鏡は小さくておすすめ
個人的におすすめしたいのは小さくて軽い「単眼鏡」です。
アウトドアフィールド、コンサートやスポーツ観戦で遠くのものを見ると言えば「双眼鏡」がお決まりでしたが、手のひらに乗る小さな「単眼鏡」を入手してからは、カバンの中にあるのはいつも単眼鏡になりました。
双眼鏡と単眼鏡の大きさを比較してみましたので、ご覧ください。
↓ ↓ ↓
ニコンの双眼鏡(10倍)とビクセンの単眼鏡(6倍)。
※ニコンも小型の単眼鏡を発売しています。(後ほど紹介)
品質の高い双眼鏡を持っていたとしても使わなければ持っていないのと同じことです。
購入時は大きさ関係なく持って歩くものですが、出かけるときに迷いなく持っていこうと思えるのが小型の単眼鏡です。(上写真の下の製品)
単眼鏡は、視野が平面的で立体感に欠けると言われてますが、何人かの友人(一般ユーザー)に「平面的&立体感」を意識してもらいながら双眼鏡と単眼鏡を覗いて比べてもらいました。
「わからない」
「気にならない」
「ん~?」
という回答でしたね。
光学系に詳しい方であれば別ですが、一般的には単眼鏡でも十分満足できる品質と言えると思います。
手のひらサイズで常にバックに入れておいても気になりません。
単眼鏡を買うならコレがおすすめ♪
【メーカー】ビクセン アートスコープH6×16 レッド
【倍率】6倍(4倍も有)
【本体重量】約65g
【明るさ】7.3
【至近距離】約25cm
【本体サイズ】7×3.1×3.5cm
これは私が所有する単眼鏡(ブラック)と同じモデルのかわいい色付きバージョン。
ビクセンの単眼鏡も15年以上前に購入したものですが、いまでも販売されているベストセラーです。古さを感じさせないデザインが秀逸です。
赤色はオシャレな感じでいいですね。美術鑑賞メインであれば「4倍」、風景、スポーツ観戦、美術鑑賞などいろいろ使いたいという方は「6倍」がオススメ。
倍率を8倍、10倍にすれば被写体が大きく見えますが、倍率が大きいほど手ブレで対象物が揺れて見にくくなります。アウトドア、コンサート、美術鑑賞など用途が複数あるのであれば倍率をアップせず6倍がちょうどよいです。
【メーカー】ニコン モノキュラー HG5X15D
【倍率】5倍(7倍も有)
【本体重量】75g
【明るさ】9
【至近距離】60cm
【本体サイズ】7.1×3×3cm
明るくハッキリ見えると評判のニコンの単眼鏡。コンパクトで軽く美術鑑賞のユーザーに人気です。旅行、アウトドアフィールド、ゴルフなどいろいろ活躍してくれます。
【メーカー】ビクセン アルテスモノキュラーHR6×21
【倍率】6倍
【本体重量】147g
【明るさ】12.3
【至近距離】約60cm
【本体サイズ】10.2×3.5×3.5cm
高価なEDガラスを使った特殊レンズが採用されており、優れた描写性能を実現しています。すでに紹介したビクセンとニコンの単眼鏡を比べると重さが2倍近くありますが、特殊コーティングも施されたハイグレードな単眼鏡です。
質感もよく、明るくクリアな視界を実現した「Vixen ARTES(アルテス)」。ちょっぴりお値段お高めですが、贅を極めた単眼鏡で美術鑑賞、旅先での自然探索など、思う存分お楽しみください。5年間保証付き。
双眼鏡を買うならコレがおすすめ♪
ミュージカルやコンサート等で長い時間、好きな演者さんを双眼鏡やオペラグラスで観続けることもあるかと思います。
そういった場合、単眼鏡だと片目で疲れてきてしまいますので、長い時間のぞいているのであれば、両目が使える双眼鏡が便利でオススメです。
【メーカー】ニコン 遊 4X10D CF
【倍率】4倍
【本体重量】65g
【明るさ】6.3
【至近距離】1.2m
【本体サイズ】9.3×5.2×1.9cm
ニコンの「Nikon 双眼鏡 遊 4X10D CF」は薄型でコンパクト。倍率は4倍と低めですが、65gと軽くミュージカル等で長い時間持っていても疲れにくく、両目で観れるのでオススメです。
これから双眼鏡を購入するという方は、ぜひニコンのストアを覗いてみてくださいね♪
【ニコンのストア】 双眼鏡 遊 4X10D CF を見る >>>
【メーカー】ペンタックス VD 4×20 WP
【倍率】4倍(16倍望遠鏡にもなる)
【本体重量】345g
【明るさ】25(望遠鏡時は2)
【至近距離】1.2m
【本体サイズ】11.7×9.5×3.6cm
普通の双眼鏡に見えますが、実はコレ、中央で2つに分離できる双眼鏡なのです。ハイキングの途中「シカがいる!」「カワセミだ!」と双眼鏡を分離すれば、2人で同じシーンを共有することができます。
↓ ↓ ↓ このように2つに分離します♪
旅先や美術館などで大活躍ですね。
また分離させた2つの筒をつなげば16倍望遠鏡として星空や遠くの景色を楽しむことができます。さすがに16倍になると手ブレが気になると思いますので、三脚などに付けてご利用ください。
【ペンタックスのストア】双眼鏡 PENTAX VD 4×20 WP をみる >>>
今回、紹介した単眼鏡・双眼鏡はどれも素晴らしいものばかりです。
ただ先述した通り、重くかさばる双眼鏡は持ち歩かなくなる可能性が高いです。私も双眼鏡・単眼鏡の両方を所有してますが、現在は単眼鏡のみ使用しています。
「両目で見たい」
「グループ観察会」
「動物の生態観測(バードウオッチングなど)」
「海上監視」
「救難」
など、双眼鏡の方が使いやすい場合もございますので、状況に合わせてお求めください。
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