梅満開の月ヶ瀬梅林(奈良県奈良市)に行ってきました。
展望台から眺める五月川と梅花はいつ見てもすばらしいですね。この日は早朝より曇り空。天気予報は曇りのち雨ということもあってか、人影もまばら。
【訪問地】 月ヶ瀬梅渓 【住所】奈良市月ヶ瀬長引21-8 【拝観料】 無料 【駐車場】 有料駐車場あり 【アクセス】 奈良方面から月ヶ瀬梅林に行く場合 奈良交通「観梅バス」が便利 |
月ヶ瀬梅林 アクセスマップ
月ヶ瀬梅林 入口
月ヶ瀬梅林「梅渓入口」。
古くから有名な月ヶ瀬梅林は「月ヶ瀬梅渓」とも呼ばれ、日本政府が最初に指定した名勝としても知られています。
「月ヶ瀬梅渓」と呼ばれるようになった所以は、名張川周辺のうつくしい渓谷が、深いV字谷を形成していることから「梅渓」とも呼ばれるようになりました。ぜひ展望所からV字谷の風景もご覧ください。
早朝は薄っすらとガスがかかっていました。
月ヶ瀬周辺の山が霧に包まれます。
梅の咲き具合は、7分から満開と言ったところで、展望台付近は来週辺りに見頃を迎えそうです。梅の木の幹が太く直線的なものも多いのですが、細くしなやかな咲き始めの木も魅力があります。
10時も過ぎるとお店がオープンしますので、にぎやかな通りとなります。
梅のトンネル。
月ヶ瀬梅林 みおろし茶屋
みおろし茶屋からの眺め。早朝とは言え、いつもは三脚が並んでいるのですが、今日はわずかに3人でした。。
真福寺
月ヶ瀬梅林の近くにある「 真福寺 」。
境内の梅花がうつくしいですね。
境内にある姫若の梅。後醍醐天皇が笠置山落城の際、女官の姫若が村人に助けられお礼に植えられたもの。。
月ヶ瀬のマンホールは、やはり梅。
集落跡「尾山代遺跡」
奈良時代から平安にかけての集落跡「尾山代遺跡」。奈良県の指定史跡に登録されています。
昭和60年の発掘調査で、竪穴式の建物3棟と掘立柱建物1棟、土杭などの遺構がみつかりました。奈良時代前半から平安時代の鍛冶道具、漁網のおもりなども出土したそうです。
高台から見た八幡橋も見応えがあっていいですね。
八幡神社 (桃香野八幡神社)
桃香野八幡神社(ももがのはちまんじんじゃ)。
この地の領主となった遠江守(とおとうみのかみ)が、本国から鎮守神(ちんじゅかみ)を移して祀ったと言われています。
善法寺
お寺手前にたくさんの石仏が祀られています。本堂手前の石造十三重塔は月ヶ瀬村指定文化財です。
車で訪れることもできますが、道がかなり狭いので、大きなバン系の車は面倒かもしれません。
この先に国指定文化財「菊家家住宅」があるのですが、工事のため前に進めず。。。
月ヶ瀬は景色の良いところが多く散策もたのしいですね。
特産直売所
八幡橋から車で3分の特産直売所。
今回初めて訪れた八幡橋近くにある「特産直売所」は個人的にもオススメです。店先で売られている草もちは炭火で焼かれているのですが、表面がカリカリに焼かれたお餅とたっぷり入ったあんこが絶妙の旨さ。1個100円というのも嬉しいですね。
あまりの美味しさに5個入りパック(500円)も買って帰りました。
ちなみにご自宅で食べるときは、オーブンよりもフライパンで焼いた方が店頭と同じような美味しい食感が楽しめます。焼くときは油を引かずに弱火で。フライパンに接する面積を広げる感じで少し押してあげると美味しく焼きあがります♪
月ヶ瀬のうめぼし。色々な野菜の漬け物をたくさん売られてました。お客さんが次から次と訪れます。
炭火を使って焼いている草もち。カリカリに焼かれたお餅とたっぷり入ったあんこが絶妙の旨さ。おすすめ!
梅と桜の開花時期のみオープンしてますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
おめでたい紅白の梅を見つけました。
乙若城跡
月ヶ瀬の南側に位置する南北朝時代に築城された乙若城跡にも寄ってみました。
右下にあるのが道案内なのですが、ちょっとわかりにくいです。。。細い道を走っていると郵便ポストと案内掲示板が出てきますので、これを目印に探してみてください。
郵便ポストのある方向に進みます。
乙若城跡の碑。
藤原義政が築いた乙若城は、織田信長の侵攻にあい廃城になったそうです。
石碑もありましたが、特に案内版もなく詳細不明。
月ヶ瀬周辺は、奈良県指定史跡にも登録されている奈良時代から平安時代にかけての集落跡「尾山代遺跡」や梅の湯温泉もありますので、ぜひお訪ねください!
【撮影日】 2019年3月16日(土)
【訪問地】 月ヶ瀬梅渓 奈良市月ヶ瀬長引21-8
【拝観料】 無料
【駐車場】 有料駐車場あり
【アクセス】
奈良方面から月ヶ瀬梅林に行く場合 奈良交通「観梅バス」が便利