前回と同じく自転車に乗って明日香村(飛鳥)をグルッとひと回りしてきました。
陽射しは相変わらずチリチリと肌を焼く暑さでしたが、なんとも気持ちのよい風が吹いていて、自然とペダルを踏む足も軽快、軽快!
6月に訪れたときは、田植えが終わったばかり。
今回は青々とした稲が一面に広がり、青空とのコントラストが美しく爽やかな気分になれました。
またまた飛鳥に来てしまいました。
日本の歴史の始まりとも言われる奈良県明日香村。高い建物もなく、見どころも多く散策におススメのエリアです♪
観光にはレンタサイクルが便利。
近鉄飛鳥駅前にレンタサイクル店がありますので、ぜひご利用ください。
■明日香レンタサイクル
営業時間 | 9:00~17:00 |
所在地 | 近鉄飛鳥駅前(奈良県高市郡明日香村御園) |
電話番号 | 0744-54-3919 |
料金 (1日料金) | 自転車 平日:900円、土日祝:1,000円 電動自転車 一律1,500円 原付バイク 一律2,000円 |
もくじ
蘇我入鹿の首塚
中央にあるのが飛鳥寺の西側にある五輪塔。中大兄皇子と鎌足に暗殺された蘇我入鹿の首塚です。
中央の奥に見えるのが飛鳥寺。田んぼの拡がるのどかな場所にあります。飛鳥はレンタサイクル必須ですね。
酒船石遺跡 亀形石造物
酒船石遺跡に到着すると、すでにボランティアスタッフが待機してました。2000年に見つかったという「亀形石造物」を案内をしてくれました。
元は健民グランドがあった場所なのですが、村道を作ろうと土を掘ると石垣が出土し、調査が始まったそうです。亀形石造物はその時に発見されたもの。
これらの空間が何に使われていたのかは不明ですが、祭祀を行う際に身を清める場所と考えられています。出土した石垣付近は、湧き水設備も見つかっていて今も水が湧き出ています。
台風の時期などは池のようになり、亀形石造物も水に埋もれて見えなくなるそうです。普段は稲作用の水として貯水池のように利用。渇水するとカメの形をした亀形石造物が現れます。(カメは古来、中国やインドで神獣として扱われ、吉兆とされていました)
水がわずかな量になったとき、湧き水が止まらぬようお祈りや祭祀(さいし)が行われていたのかなぁと思います。
亀形石造物が作られたときは、ちょうど飛鳥の地で絶大な力を持っていた蘇我氏が滅んだ時期とも重なります。豪族の政治力を無くし、天皇中心の政治へと変わっていく時でした。
変革期に必要なのは求心力で、稲作、生活の要だった水を神聖なものとし、祭祀を行うことによって農耕民に天皇の権力を誇示する場所として利用していたのかもしれません。
酒船石遺跡
酒船石遺跡。
何に使われていたのか今も謎となっている石造物です。
飛鳥坐神社
飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)。
皇室の守護神や天皇の病気平癒祈願のため創建されたとも。
飛鳥社境内にある力石。男の人は左手で持ち上げると幸福に!
持ち上げてみましたが、結構重たかったです。。
飛鳥資料館
飛鳥資料館。
石造物のレプリカの展示や写真展も開催されてました。
山田寺の仏頭。
興福寺東堂本尊の左右にある菩薩像は、なんとこの像の脇侍だったそうです。
史跡 山田寺址
跡地として残る「史跡 山田寺址」。
天極堂テラス ランチ 飛鳥(明日香)
11:40。
少し早いのですが、お土産兼レストランがありましたので、お昼にしました。
ここは奈良でも有名な吉野葛を使った葛もちを食べさせてくれる「天極堂」です。
「あすかとんとんヒレかつめし」を注文しました。
美味しかったです。。。
作りたての葛餅がセットでした!
作りたての葛餅は初めて食べましたが、口の中でトロけます。ぜひお立ち寄りください。おすすめです。
【店舗名】 飛鳥彩瑠璃の丘店 天極堂テラス
【所在地】 奈良県桜井市山田692
【電話】0744-46-5566
【営業時間】午前10時~午後6時
【定休日】月曜日(祝日の場合翌日)
藤原鎌足の誕生地
藤原鎌足の誕生地。
藤原鎌足の母「大伴夫人」の墓。鎌足の誕生地から50m先にあります。
cafe ことだま
古民家を改装した人気カフェ「cafeことだま」。
雰囲気もよく、いつも混雑してます。
「cafeことだま」の店頭に置かれているかき氷マシーン。
「cafeことだま」の横には交番と観光案内所があります。
明日香 男綱
飛鳥川を挟んで掛けられている「男綱(おづな)」。
飛鳥川 飛び石
男綱の見れる勧請(かんじょう)橋を渡って、数百m先の道を左に行くと「飛鳥川飛び石」があります。
万葉集にも数多く詠まれた飛鳥川の「飛び石(石橋)」。川で遊んでいる子供がいました。
かかしロード
勧請(かんじょう)橋の脇にある隠れ道?には「案山子路」という「かかしロード」があります!
5m位の忍者かかし発見!でかっ。
お気に入りの撮影ポイント!
橘寺
聖徳太子が建立した七代寺の1つとされる橘寺(たちばなでら)。
聖徳太子の愛馬「黒駒」と本堂。聖徳太子を乗せて全国を駆け巡りました。
特徴的な石燈籠ですね。
橘寺境内にある二面石。私たちの心の持ち方を表した「右善面、左悪面」の2つが彫られています。
亀石
明日香村のシンボルにもなっている亀石。
カエルではないかとの説もあるそうです。
亀石の横に市場。野菜やフルーツが販売されています!
■ 国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区 の観光地 「橿原神宮」「国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区」「キトラ古墳」「おふさ観音」「橿原市昆虫館」 |
飛鳥寺、 蘇我入鹿の首塚 の拝観料、駐車場、アクセス
【訪問地】 飛鳥寺、蘇我入鹿の首塚
【所在地】 奈良県高市郡明日香村大字飛鳥682
【電話】0744-54-2126
【拝観料】大人・大学生350円、中高生220円、小学生170円
【駐車場】 無料駐車場あり
【アクセス】車ナビに「飛鳥寺」または「0774-54-2126」をご入力ください。