「 背景をきれいにぼかしたい! 」
背景をぼかす方法を知るだけで、
子どもや、メルカリ・ヤフオクに出品する商品、手づくりお菓子の写真など、一味ちがった写真に仕上げることが出来るようになります。
今回は、細かな設定はできるだけ避けて、シンプルに説明をしていきます。
使用しているコンパクトデジカメは、キヤノンの「 PowerShot G7 X 」。
1.まず撮影モードダイヤルを「 Avモード ( 絞り優先 )」にします。メーカーによっては「 A」と明記されています。
↑ 「 モードダイヤル 」というのは「 M (マニュアル)」「 Av (絞り優先) 」「 Tv (シャッター優先) 」「 P (プログラム) 」などのアルファベットなどが書かれたダイヤルのことです。
このダイヤルを「 Av(絞り優先) 」に設定します。(赤丸)
コンパクトデジカメは性能がよくなっていますので、ほとんど機種に「 モードダイヤル 」というものが付いています。
↓↓↓ モードダイヤル を「 Av (絞り優先)」に合わせたら、赤矢印のリングを回します。
※カメラ機種によって、設定方法が異なりますので、使用説明書をご覧ください。
ダイヤル(赤矢印)を回すと「 F 」と書かれた横の数値が変わります。
左が「F1.8」、右写真が「 F5.6 」となっています。小さな数値にするほど背景がボケてくれます。
↓↓↓ 実際に撮影した写真です。
左が「F1.8」、右が「F5.6」です。左写真の背景が右よりもボケていますね。
F値の数値が大きい右側(F5.6)の写真はミニカー箱書かれた文字「Zi:l(ジール)」も確認できるようになっています。
使用したキヤノンのG7XのF値は、
F1.8、F2.0、F2.2、F2.5、F2.8、F3.2、F3.5、F4.0、F4.5、F5.0、F5.6、F6.3、F7.1、F8.0、F9.0、F10、F11
17通りの値を選ぶことができます。
どのF値が良いのかは、撮影したいモノ(被写体)や個人の感覚で異なりますので、いろいろと数値を変えて撮影してみるとよいでしょう。
箱の後ろに設置したボードの線などが気になる方は、少し大きめのコピー用紙(A4以上)をミニカー下に敷いて、箱の背景を覆うようにしてあげるときれいに撮影することができます。
↓↓↓ 紙を敷いて撮影したもの。
このように「Avモード」の「F値」を変えるだけで、写真の表現幅が広がりますので、ぜひお試しください!
ちなみにミニカーは、トミカのスバル360です。
かなり古いものになりますが、かわいいですよね ♪
【使用カメラ】キヤノン PowerShot G7 X
※「 G7 X 」の後継機「PowerShot G7 X Mark Ⅱ」が発売されています。(2019年5月現在)
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