久しぶりに訪れる京都府立植物園。
たいへん広い園内で、車やバイク、自転車もなく、ゆっくりと過ごすことのできる植物園です。飲食もできますので、お子さまと一緒に自然観察をしてみたり、追いかけっこをしてみるのもいいですね。
この季節は、緑のトンネルが美しいクスノキ並木前での記念撮影がオススメです。道の中央辺りに立って、ご家族、カップル、お友達同士で撮影したらきっと素敵な写真になると思いますよ。
1週間ほど前は30℃を超える暑い日が続きましたが、この日は平年並みとなり園内はたいへん過ごしやすい一日となりました。
京都府立植物園へのアクセスは、地下鉄烏丸線北山駅が便利。3番出口を出るとスグ目の前にあります。
釣り鐘状の花を咲かせる ホタルブクロ もたくさん咲いていました。
花の名にもなっている「 ホタルブクロ 」は、昔、子どもが袋の部分にホタルを入れて遊んだことから名付けられたと言われています。
園内に設けられた木道。
土日は多くの人が訪れますが、舗装された道(コンクリ)から一歩中に入ると、静かな空間が広がります。大人も子供も歩いているだけで想像力が豊かになりそうですね。
サワシバの実。
オトシブミのゆりかごのように虫が卵を産むために作るお家にも見えますね。
ビールの原料になるホップにも見えてしまう。。。
どこかの山のようにも見えますが、府立植物園内の散歩道です。
シダの葉。
普通の植物は種がつくられて増えていく「種子植物」ですが、シダは種を作らず、胞子で増えていく植物。
葉の表面にもブツブツと小さな丸いものが沢山見えますが、葉を裏返すと薄茶色のカサブタのようなものになっています。このカサブタのようなものの中に胞子が入っていて、これらが外に飛び出し、湿った地面の上で発芽する仕組みです。
単独で発芽して新しい個体として生きていけるわけです。不思議な世界が広がっていますね。。。
小さな黄色い花を咲かせるマンネングサ。
※マンネングサにもいろいろ種類があるのですが、判別が難しいため「マンネングサ」とさせていただいております。間違っていたらゴメンナサイ。。。
正門から入って、クスノキ並木の奥にある「あじさい園」。
ヤマアジサイ、ガクアジサイ、西洋アジサイなど約180種類、2500株が植えられています。
見頃を迎えたアジサイ。
これはダンスパーティーという名前のアジサイです。
装飾花(ピンク色の部分)が多く、品のある美しい花ですね。園芸種としても人気のある花です。
アジサイが見頃を迎えています。ぜひお訪ねください!
【撮影日】 2019年6月9日(日)
【訪問地】 京都府立植物園 京都市左京区下鴨半木町
【入園料】 一般200円、高校生150円、中学生以下無料
【開園時間】 午前9時~午後5時(入園は午後4時まで)
【駐車場】 有料駐車場あり(300円/h、最大1,200円)
【アクセス】
JR京都駅(近鉄「京都駅」、阪急「烏丸駅」)から
京都市営地下鉄「北山駅」下車3番出口すぐ
又は「北大路駅」下車3番出口を東へ徒歩約10分
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