北海道、本州、四国、九州に自生する「 カリガネソウ 」は、よく日が当たる乾燥しない場所を好みます。
虫が訪れると、虫の重みで弓型の雌しべが垂れ下がり、虫の背中に花粉がつく仕組みになっています。よくできてますよね。
花は青紫色で、花弁は5枚。
下側に位置する花弁が舌のようにペロンと長いのが特徴。
葉は、広卵形で縁にギザギザがあります。
カリガネソウは、花期が近づくと ” くさい ” というコメントもありますが、実は葉と茎が匂うのです。と言っても、私は鼻がいいと思っているのですが、それほど ” くさい ” というイメージはありません。タイミングですかね。。。
葉は対生して、背丈は1m前後に生長します。
【名称】カリガネソウ ( 雁草、雁金草、ホカケソウ=帆掛草 )
【花色】青紫
【背丈】1m前後
【分布】北海道、本州、四国、九州の山地に自生
【分類】クマツヅラ科 カリガネソウ属
【撮影】京都府立植物園
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