天理市のイチョウ並木が黄金に輝き見頃を迎えています。
イチョウの木は天理市の市木でもあり、市民に愛される並木道です。
道路の両脇に大きなイチョウの木がずっと続く様子は見ごたえがあり、とても綺麗でした。
近鉄・JR天理駅前のコフフン
近鉄・JR天理駅前には「コフフン」があります。
天理市内には約1600基もの古墳があり、その古墳をイメージして駅前広場に憩いのスペースができました。
野外ステージや大型遊具、カフェ、観光案内などがあり、近隣住民の憩いの場として活用されています。
この上は子供向けのトランポリンがあります。白いので眩しかったです。
天理本通商店街 この商店街の突き当たりに天理教総本部があります。
紅葉が進んでいなくて緑のところもありましたが、緑と黄色、そして他の木々の紅葉と3色が美しく輝いていました。
イチョウは街路樹としてよく見かける樹木ですが、世界最古の樹木の一つで、生きている化石としてレッドリストの絶滅危惧種ⅠBに指定されています。
イチョウ科の植物は中世代から新世代にかけて世界的に繁栄しましたが、氷河期にほぼ絶滅し、イチョウは唯一現存する種です。生きている化石とは太古の地質時代に生きていた祖先種の形状を色濃く残している生物を指し、地層の中から出土する化石と同じ姿で現在に生息していることからこのように呼ばれます。太古から同じ姿で残るなんてすごいですね。
銀杏もたくさん成っていて、地面にも落ちて独特の匂いを放っていました。
臭わない雄の木だけを植えているところもあるようですが、天理は両方が植えられていました。
商店街の一本外側の道路沿いに銀杏並木が続きます。
天理市の市木として多くの市民に愛されています。
イチョウ並木の突き当たりには天理教会本部が。とても大きくてびっくりしました。
銀杏並木の突き当たりには天理協会本部があり、とても大きくてびっくりしました。
天理市の名前も天理教に由来しており、宗教都市として定着しています。
2017年現在日本で市名に宗教団体の名前が使われているのは天理市だけです。元は天理教の本部が丹波市町にあり、市政施行時に、天理教が一帯に普及し、全国の隅々まで天理の町として知れ渡っていたので「天理市」を選定したそうです。
大きな鳥居。前には天理大学があります。
銀杏もたくさん成っていて独特の香りでした。
天理イチョウ並木
【住所】〒632-0015奈良県天理市三島町
【アクセス】近鉄・JR天理駅から天理市役所周辺まで徒歩10分
【駐車場】天理駅前駐車場90分無料
【見頃】11月上旬から12月上旬