Canon GPSレシーバーGP-E2 は、画像に撮影情報(絞り、ISOなど)や方位・位置情報が記録できる製品です。
特に初めて訪れた場所や走行中に見つけた景色などは、後で位置確認をして迷うことなく訪れることができるので大変便利。
ただ全ての機種に対応していないため購入前は注意が必要です。
【対応カメラ】 EOS-1D X 、EOS 5Ds 、EOS 5DsR 、EOS 5D MarkIII 、EOS 6D 、EOS 7D 、EOS 80D 、EOS 70D 、EOS8000D、EOSKiss X8i、EOS X7i、EOS X6i、EOS X7、EOS X80、EOS X70、EOS M2、EOS M (2017.01.18現在) |
上記にはGPS内蔵のボディも含まれています。
GPS内蔵型とGPSレシーバーGP-E2は、撮影方位が記録されるかされないかの違いです。
GPS内蔵型の機種をお持ちであれば、GPSレシーバー「GP-E2」は必要ないかもしれません。ちなみにGPS内蔵型のEOS-6Dを所有していたことがありますが、GP-E2を付けて撮影したことはありませんでした。
GPSレシーバー GP-E2 使い方
使い方は簡単で、
「ON」「OFF」「LOG」3つのスイッチを選ぶだけです。
ONにすると撮影情報、位置情報(緯度、経度、標高、時刻)と撮影方位を記録。LOGモードは、移動ルートを記録します。
記録された各種情報は付属のCD-ROMに収録されているMapUtility を使用して、パソコンで確認することができます。
カメラ本体とGPSレシーバーの接続も簡単でカメラボディのアクセサリーシュ―に差し込んでロックレバーをスライドさせるだけ。「カチッ、コチッ」とわずか3秒!
電源を「ON」にするとバッテリーとGPSランプが点滅し、衛星の捕捉を開始。屋内、地下などは正確にGPS信号が受信できないので、できるだけ青空の下で捕捉してあげましょう!!(‐^▽^‐)
GP-E2 キャリブレーションの方法
編集時に表示される方角がおかしいと感じたらキャリブレーション機能を使って、右端写真のようにカメラを動かし調整をします。
GP-E2のバッテリー
Canon GPSレシーバー GP-E2のバッテリーは単三電池1本。「ON」ポジションであれば、一日使用していてもバッテリー切れすることはありません。
「LOG」ポジションの場合は、電池消耗が激しいため、衛星の捕捉状況によりスペアを持ち歩いた方が安心です。充電式のニッケル水素電池も使用可能。
うれしいのはGPSレシーバー GP-E2の本体はEOS-5D Mark Ⅲと同じ程度の防滴構造になっていること。何度か小雨程度の急な雨に降られましたが、今のところ問題なく動いてくれています。
GP-E2 Map Utility
GP-E2付属のMap Utilityをパソコンにインストールして立ち上げ、写真を読み込むと上のような画面が表示されます。左上写真は撮影箇所と撮影方向が表示されています。
右側はログモード(赤い線は加工)。移動した場所を確認することができます。写真ソフトやエクセル等を使用したことがあれば、直感的に利用することができます。
最近は、Canon GPSレシーバー GP-E2を必ず持っていくようになり、写真整理、撮影地の確認にたいへん重宝しています。いろいろな意見がありますが、私としてはかなりおすすめ度の高い製品です。
特に初めて訪れる場所であれば、GP-E2の効果は絶大です。
Amazon で「GP-E2」をチェック
ぜひご検討ください!
※ EOS 7D使用時の注意事項
カメラとGP-E2は、アクセサリーシュー経由での通信には対応していないため接続ケーブルで接続する必要あり。撮影方向やGPSタイムシンクロ機能は使用できない。また動画撮影時の位置情報は付加できるが、Map Utilityでは表示できない。カメラ側で確認が必要。
※ EOS Kiss X80、X70使用時の注意事項
カメラとGP-E2は、アクセサリーシュー経由での通信には対応していないため接続ケーブルで接続する必要あり。撮影方向は記録されない。動画撮影時の位置情報は付加できるが、Map Utilityでは表示できないので、カメラ側で確認する。
(2017.01.19現在)
この記事へのコメントはありません。