葛城坐一言主神社と九品寺では彼岸花が見頃を迎えています。
この周辺は彼岸花が群生していとても見事です。
一言だけ願いを叶えてくれる「いちごんさん」として知られています。
ご利益ありそうですね!
葛城坐一言主神社 彼岸花
ちょうど見頃だったのでとても賑わっていました。
平日にもかかわらず車もいっぱいでした。
葛城山の麓にあり、山々と田園風景が広がりとても美しいところです。
お米も美味しいでしょうね!
彼岸花はそこら中に咲いていて、所々密集しているので迫力があり圧倒されました。
一言主神社だけでなく周辺の田んぼには彼岸花が群生しています。
こんなにいっぱい咲いているのは初めて見ました。
彼岸花は本来球根から咲くお花で種子で増えることはない植物です。
それが中国で種子を持つ物が現れそれが日本に渡り群生したと考えられています。
この量すごいですね。
雄略天皇が葛城山を歩いていると突然目の前に自分と同じ姿をした人物が現れます。
それこそが一言主の神様で「吾は悪事(まがごと)も一言、善事(よごと)も一言、言離(ことさか)の神、葛城一言主の大神なり」と言われたと古事記に記されています。
これが願いを一言で言えばなんでも叶えてくれる「いちごんさん」の由来だそうです。
境内には樹齢1200年のイチョウの木があります。
祈願すると子宝に恵まれるとかお乳の出が良くなると言い伝えられているそうです。
ランドマークとして親しまれています。
まだ緑が美しいイチョウでしたが秋が深まり黄金に輝くと遠くからでも見えるでしょうね。
彼岸花は妖しくて美しくてとても魅了されます。
彼岸の頃に急に花茎が育って真紅の花が咲くことが由来だそうですが、球根に毒を持つので食べると「彼岸(死)」しかない、という由来もあるそうです。。。
九品寺 彼岸花
1キロほど北に九品寺があります。
こちらも彼岸花で有名なお寺で、朝日とともに撮影しようと多くのカメラマンが訪れるそうです。
少し高台にあり絶景が広がります。
こちらも密集して咲いています。またコスモスも植えられていて可憐に揺れるコスモスと共に撮影されている方もたくさんいらっしゃいました。
九品寺の名前の由来は品格に関するもので、品には上品、中品、下品があり、その中にもさらに上中下がり全部で9つの品がある、というサンスクリット語が語源になっています。
東大寺大仏造営に関わった僧行基が開いたとされています。
二つの神社は1kmほどの距離なので歩いて周辺を散策されている方多かったです。
葛城坐一言主神社の拝観時間、拝観料、駐車場、アクセス
葛城坐一言主神社
【住所】〒639-2318 御所市森脇432
【TEL】0745-66-0178
【拝観時間】自由
【休日】なし
【拝観料】無料
【アクセス】近鉄御所駅から市コミュニティバス(西コース内回循環「森脇」下車すぐ
近鉄御所駅から五条バスセンター行きバス「宮戸橋」下車徒歩30分
JR御所駅から近鉄御所駅まで徒歩3分
JR・近鉄御所駅から徒歩50分 タクシー10分
【駐車場】50台
九品寺の拝観時間、拝観料、駐車場、アクセス
九品寺
【住所】御所市楢原1188
【TEL】0745-62-3001
【拝観時間】自由
【休日】なし
【拝観料】無料
【アクセス】近鉄御所線「近鉄御所駅」下車 奈良交通バス葛城ロープウエイ行き「くじら口」下車 徒歩25分
【駐車場】無料
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