三好和義さんの写真展「天平の楽園」に行ってきました!

東大寺本坊で行われている三好和義さんの写真展「天平の楽園」(7/13まで)に行ってきました!

※写真のブログ使用確認済

東大寺・南大門を通り、100m先右手に本坊はあります。

星空の写真が目印。(上写真)

本坊受付にて拝観手続きを終えて中に入ると、東大寺金堂(大仏殿)と北の空を捉えた美しい写真が目に飛び込んできます。

フィルム時代には、バルブ撮影という技法にて天体写真を撮っていたものですが、こればデジタルカメラにて、1000枚撮影した写真を1枚に仕上げたものとなります。

飛行機の飛ばない12時から90分かけて撮影されたそうです。

会期中は1日に2回、

午後1時からと3時に、なんと三好和義さんの作品説明と撮影秘話を聞きながら写真展を楽しむことができます。

なかなか第一線で活躍する方たちと接点を持つことは難しいものなので、こういった機会に時間を合わせて訪れてみるのもいいですね。私も1時(12時40分に到着)に合わせて訪れてみました。

最終日7月13日(金)の作品解説は、午後1時からのみ。

上の写真は、天皇を待つための格式の高い部屋に展示されている写真です。

長い時間、見入ってしまいました。

通常であれば入ることも通ることもできない特別な場所ということもあり、写真の選択、展示方法にはいろいろと試行錯誤されたようですが、和紙に写真を印刷した大きな作品は実に見事でした!

「天平の楽園」写真集。

いままで見た事のないポジションにて撮影された表紙写真は、廬舎那仏(大仏)を大仏殿の上部より魚眼レンズで捉えたもの。そして写真集に味わいのある題字を添えているのは、狹川普文(さがわふもん)さん(第222世東大寺別当)の書となります。

※別当(べっとう)というのは、官司(かんし)の職務全体を統括・監督する地位に就いた時に与えられる地位。

今回の写真展では、東大寺に関連した写真の他に、三好さんが南国で撮影された「楽園」の写真も楽しむことができます。残り3日間となっておりますので、お時間のある方、観光で訪れている方は、ぜひお立ち寄りください!

【撮影日】 2018年7月10日(火)
【訪問地】 三好和義写真展「天平の楽園」 東大寺本坊
【期間】2018年7月3日(火)~7月13日(金)まで
【所在地】 奈良市雑司町406-1
【拝観料】 500円
【駐車場】 近隣民間駐車場あり
【アクセス】近鉄奈良駅より徒歩15分

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