三輪山を神体山(しんたいさん)とする大神神社(おおみわじんじゃ)に行ってきました。国道169号線・三輪付近を走っていて、大鳥居を初めて見たときはその大きさに驚かされたのを覚えています。
そういう意味では、情報収集をして頭に現地のイメージ映像があるよりも、カラの状態で訪れた方が感動が大きいと言えますね。その分、見どころを知らずに通りすぎてしまうことも増えてしまいますが・・・むずかしいですね。
三輪山と大神神社の大鳥居
大神神社は、三輪山が神体なので本殿がありません。拝殿を通して三輪山を拝む形になります。日本でも古い神社の一つで、昔は大神大物主神社(おおみわおおものぬしじんじゃ)と呼ばれていました。大物主神は蛇神と考えられていて稲作豊穣、酒造りなどの神として信仰を集めています。
奈良最強のパワースポットと言われる三輪山と大神神社(おおみわじんじゃ)の大鳥居。 おおきな鳥居ですね。高さは 32mもあります。
大神神社 駐車場
大神神社の大鳥居の付近には、無料駐車場がいくつかあります。
桜井線三輪駅のすぐ近くにある踏切。
1時間に1~2本なので、ほとんど待たずに渡れます。
参道には、アイスクリーム、団子、野菜販売などの屋台も出ています。奥に二の鳥居が見えてきました。
大神神社の二の鳥居。
拝殿前の縄鳥居
拝殿前の縄鳥居(勧請縄)。鳥居も種類がありますが、2本の柱にしめ縄をかけたものも珍しいですね。
巳の神杉(みのかみすぎ)。白蛇が棲むことから名付けられ、蛇の好物の卵がお供えされています。
大神神社 拝殿
拝殿。大神神社は三輪山をご神体とするため本殿がなく、拝殿を通して三輪山を拝みます。
参拝者休憩所のある参集殿。テーブル椅子がありますので、お弁当などを食べることができます。
ささゆり園。無料で入園することができます。
ささゆり。昔は三輪山山麓で沢山のささゆりが観れたそうで、環境の変化と乱獲で少なくなっています。
祈祷や結婚式を奉仕する祈祷殿。平成9年に建てられた新しい建物です。
社殿奥に狭井(さい)神社・久延彦(くえひこ)神社があります。
健康と病気平癒の神様・狭井神社の鳥居。
狭井(さい)神社。病気平癒の神様として信仰の篤い神社です。
三輪山への登山口。午後2時までに申し込みをしないと入山できないので、ご注意ください。
鎮女池
狭井神社の鳥居近くにある鎮女池(しずめいけ)。
大美和の杜の周辺には、病気平癒の神様「狭井(さい)神社」と智慧の神様「久延彦(くえひこ)神社」があり、狭井神社の近くにある鎮女池(しずめいけ)では、コイにエサをあげることができるので、お子様も楽しめそうですよ。
鎮女池(しずめいけ)にはコイが沢山いますが、エサ(100円)をあげることができます!
展望台・大美和の杜からの眺望。大鳥居、二上山、大和三山の耳成山、畝傍山、香久山が望めます。
展望台は「恋人の聖地」。全国で132か所が認定されているそうです。
智慧の神様「久延彦(くえひこ)神社」に向かいます。
智慧の神様「久延彦神社」
受験生と思われる方が、祈願してました。
若宮社(わかみやしゃ)。大御輪寺の旧境内で本堂だけが残る。神仏分離令で神社に姿を変えました。
若宮社の入口右側にある「おだまき杉」の古株。江戸時代の文献にも記載されている名木。現在は根本のみ。
神社からの帰り道途中にある今西酒造。お酒と日本酒アイスクリームが人気のようです。
奈良・三輪の里で350年続く「今西酒造」。二の鳥居の近くに参道沿いにお店はあり、3年連続で金賞受賞した「大吟醸 三諸杉」というお酒も売られています。
お水は杉の木が覆う三輪山の伏流水、お米は杜氏(とうじ)自らが米作りをしているそうです。あまり日本酒は飲まないのですが、次回は荷物少なめにして買ってみようかと考えています。
全国新酒鑑評会で3年連続で金賞受賞したという大吟醸 三諸杉。あまり強くないですが、飲んでみたいですね
そろそろ帰りましょうかね。。。
大神神社の拝観料、駐車場、アクセス
【訪問地】 三輪山 大神神社
【所在地】 奈良県桜井市三輪
【拝観料】 無料
【駐車場】 無料駐車場あり
【アクセス】
JR桜井線(万葉まほろば線)三輪駅より徒歩5分
JR桜井線・近鉄大阪線 桜井駅 北口2番乗り場よりシャトルバスで約20分